29年 5月 福岡工業(九州大会県予選準々決勝)

福岡高校が、本年100周年を迎え、

飛 躍 周 年!

復 興!  福 高!  福 多 か 高 校!

と、このよーに、

商人の町を基盤に、そのDNAを継いできた福高は、

元来、のぼせもん(お調子者) なんです!

すぐに調子に乗るとこが、良しも悪しくも、その特徴。

あっちぃ 行っては、調子に乗って 仰向けに ひっくり返され、

こっちぃ 来ては、調子に乗って 仰向けに ひっくり返され、

九 十 九 転 び、 百 起 き!

東奔西走、幾星霜をも 重ね重ねてきた、百年の歴史なんであります。

「牟の狂恥」

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さて、

ベスト16 からスタートした、今回の九州大会福岡県予選。

福高は、初戦不戦勝(対 輝翔館)にて、ベスト16 をキープし、二合目へ。

次戦(4回戦)の修猷館戦で、ベスト8 に、噛り付いて、もひとつ上によじ登り、

こたび、準々決勝で、福岡工業を 後半でうっちゃって、ベスト4 へ。

額 に手をかざせば、あれよ あらよっと、山頂が見えるとこまでやってきた!

っと、こんな感じ。

のぼせもんの血がうごめき出し、次の相手にアナドラレン? いや、アドレナリンが、

そこかしこで、分泌しきりとなって合流 → 奔流を成してきたものか、

学校関係者はじめ、OB、一般生徒も、福高が優勝したって、えーじゃないか!

牟田口先生が10クラス中ドべの452番やったって、ええじゃないか!

衆の期待は、えーじゃないか えーじゃないか で、

東福岡に勝ち、ぜひ福高に、高校ラグビー界を、世直し して欲しー!

そーゆー気運が、

10万円、5万円、3万円、運命の分かれ道として、蔓延してきた中、

お母さんも忙しい時には、最後カレーで帳尻を合わす

次の準決勝、東福岡戦に勝利すべく、

チームはいま、牟号作戦を、羞恥徹底 しておるところ。

南アフリカを彷彿とさせる、緑のジャージの 東福岡!

対するに、日本代表を放髪とさせる 牟田口監督率いる、紅白ジャージの 福高!

ジャパン福高は、億千万の瞳から発せらるる、篤い 熱い 視線を受け、

練習中の阿吽の呼吸も、

見詰め合う視線が、すでにレーザービームと、化してるんであります。

あくまでイメージよ!

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血に働けば 舞い上がる

情に掉さすと 流される

とかく、このよーに足が地に付かず、気持ちよく浮遊し、いい気になってきたとこで、

閑 話 本 題!

準々決勝の 福岡工業戦を 振り返っていくことといたしましょう。

これはこれで気持ち良く浮遊しとかんといけんね!

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5月21日(日) お天気はハレ ところは東福岡高校

11:20 KO!

<前半>

前半2分。 福岡工業が先制!

KO処理を誤った福高がピンチ → YL(自陣10-22m右サイド)から工業がモールを形成 → 福高が耐えて「ユーズイット!」 → 工業が球出しして2次目の攻撃中に福高のオフサイド → ペナルティタッチを選択するかと思いきや → 工業FWで勝負 → モールを形成され、そのまま押し込まれての福高被トライ。

(0 : 7)
※ユーズイットとは、もうそれ以上押せない、また時間かけすぎ、
  と、レフェリーが診て、早よ 球出しなさいの指示。

フッコー対フッコー

前半の中盤まで、重戦車の工業FWに、福高はラックをめくられ、

ターンオーバーされること、三度。

も、

厠! いや、あわや! と、チビリそーな場面はありませんでした。

ただ、公式戦での途中ビハインドは、まだ前半とはいえ、、、

早よ 早よ 追いついて欲しいの 唯一心!

「ひ」が「し」? 江戸前の寿司屋の看板か?

ウォーターブレイクが終わった前半の中盤以降は、エリア獲得のキックは芳しくなかったものの、福高のいい感じ(テンポ)が出てきて、そろそろ取れそーな感じ。

そろそろ? あちゃー↘  そろそろ? あちゃー↘  が続いてようやく!

前半29分。 福高ここに来て やっとこさの同点!

MS(相手陣10m左サイド) → 福高⑧-⑨-⑪P → ④P → ⑩-⑭-⑮P → ⑨P → ⑧谷山が裏に出てP → ここから4次の攻撃を繰り返したとこで工業にペナルティの笛 → 福高⑨小池にはまって♪、いや、小池がもぐってG正面にトライ!

(7 : 7)
はや、チームの要(かなめ)となりつつある⑧谷山(1年)
大手よりもスキマ産業を狙いそうな⑨小池

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<ハーハーフーフー タイム>

7 対 7 の同点ってとこが、手に汗握ります。

ハラハラドキドキの 興奮 冷めやらぬ中、

ふと ピッチ内に目をやると、

牟田口監督が、円陣となったチームに 「発破64!」 をかけてます。

アイルランド帰りから此の方、「 に、忍が師!」 と決めておったところ、

やっと やっと、元の牟田口監督の、あの険しいお顔が出現!

腹 から、怒 気 怒 気 の口吻 鳴り止まぬ中、

怒りをオブラートに包むのに、

東京弁を交え交えての 死苦36、八苦72の指示が飛ぶ。

お利口さんの子供たちは、牟田口監督の その 四句 八句 の内、

一番おっしやりたいんであろう 一句だけを受け取り、魂のタコメーター上昇!

ディフェンスの時こそGo! Go! アタックチャンス25!

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<後半>

後半10分。 福高追加点で、やっとこさやっとこさの、この試合初めてのリード!

MS(相手陣G前右サイド)の福高のチャンス! → ⑨-⑫Pのとこで工業にボールをパクられYB! → 工業もせっかくMBにしたものの、エリアは背水の陣 → ラック、ラック、ラックへの福高のプレッシャー強く、工業はエリア脱出の突破口を見いだせずにペナルティ → 福高、ココがチャンス!と、クイックスタート → ④P(G正面もちょっと左) → ⑦左へP → ???が左45度にトライ!

(12 : 7)
次!次!にタタミコム!

後半24分。 福高追加点!

ML(相手陣22m手前左サイド)からの球出しはハンブルするも、⑭P → ⑩P → ⑨ー⑦石井が、ココ狙い目と、道筋(トライコース) 決めて、ナイススピードでイン! → そのままG左45度の位置に走り込んでトライ!

(19 : 7)
ボールが跳ねると~♪ 胸が弾むわ~♪

その後、両校のいいとこが出て、攻守交代がそれぞれに繰り返されましたが、

両校、得点に至るチャンスはなく、ノーサイドの笛!

そろそろ東公園に帰って日蓮上人の仕事せんと!

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次の東福岡戦まで、牟田口監督の東京弁の指導が増えてくるに従い、

お利口さんの子供たちは、その言わんとするとこのエキス!

「我無者等」 を感じ取ってくれることでしょう。

レクサスに軽自動車が勝つには、小回りを活かし、

飛 躍 周 年! の看板しょって、「我無者等」 に!

膝下に!
牟の境地!

準決勝は、5月27日(土) 春日公園球技場にて

11:00 KO!

福高ラグビー部への応援 よろしくお願いします!

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[ 5/21(日) 対 福岡工業高校  スターティングメンバー ]
                                    -30分×2本-

①大浦亘貴(3年) ②白川学(2年) ③木村信公(3年)

④大原悠利(3年) ⑤中島怜(3年)

⑥松石晃弥(2年) ⑦石井隆弥(3年) ⑧谷山隼大(1年)

⑨小池明輝(3年) ⑩児玉 悠一朗(3年) 

⑪安部照史(3年) ⑫有田脩平(2年) ⑬江藤有羽大(2年) ⑭緒方宏樹(2年)

⑮井上青空(2年)

16.安井健悟(3年) 17.坂口統哉(2年) 18.吉村圭一郎(1年)

19.横溝昂大(1年) 20.児島勘太郎(2年) 21.西田喜一(1年)

<選手交代>

 後半0分 → ⑤中島OUT、16.安井 IN