19年6月  筑紫高校(九州大会 準決勝)

福高対筑紫の準決勝は、6月2日(土)14:15KO。グローバルアリーナで試合が始まりました。

前半、福高は風上。ゲームは福高のペースで展開していた。ただいい感じで上がったハイパンが風上により、飛びすぎる場面もあり、もう一つ福高のペースに乗れない。10分、筑紫高は福高陣22mラインのモールから福高FWが食い込まれ、右にひとり廻してトライ&ゴール(0:7)筑紫先制。

今度は13分、福高はゴール正面からPGを決め、(3:7)

16分、筑紫は福高陣の左ラインアウトからモールで押し込み、左端にトライ&ゴール(3:14)。

突進!

21分、福高は自陣22m内マイボールスクラムから攻め、FWはラックに低いいい入りをするが、出てる球が見えず相手に拾われ、筑紫、逆襲。右へ展開してトライ&ゴール。(3:21)。

23分、福高ハイパンに⑥徳永ナイスタックルでタッチ。しかしマイボールラインアウトを取られる。27分も福高はハイパンするがキックのオフサイドを取られる。30分には自陣ゴール前ヤンボールのモールをよくしのぐが福高FWはモールを潰したことに審判から警告を受ける。
続く筑紫のFWの攻撃に、福高FWはオーバーザトップでねこみを取られるも、何とか防いで、前半終了。(3:21)で折り返し。

オイサッ!

後半は4分、筑紫は福高陣左ラインアウトからモールで押し込み、⑧持ち出してトライ&ゴール。(3:28)。

6分、福高のいい攻撃だが⑩から内のFWへかえしたパスがスローフォワードで攻守交替。

10分、筑紫、福高陣22m付近のラインアウトから右へ展開し⑪(右WTBで)のトライ。(3:33)。その後、両チーム攻防相次ぎ、(福高FWは徐々に学習能力を上げ、相手モールを防ぐようになった。)得点はこのまま。試合終了。

ダンボール!

筑紫高に完敗した福高は、今日の敗因をしっかり直視した後、これから全国大会までの約半年間の自分たちの伸び代を 「ぐぅん」 と飛躍すべく、練習を積んでいかなくてはなりません。私観として、敗因は技術や戦略ではなく、一人ひとりの下半身の強さだと、試合を見た感想として思いました。

この試合は、1対1のディフェンスで向こうに倒れない(倒せない)筑紫の一発目の攻撃が、2番手でいいスピードで入ってくる筑紫のFWに球をつながれ、食い込まれる(ゲインされる)プレイに福高は多々、筑紫高にアドバンテージを与えてしまったようです。

面白くない地味な練習も、2,3ヶ月もやればきっと大きな蕾となるはずです。福高チームの地力アップの肥やしとして「下半身の強さ」の必要を感じ見た今日の試合でした。

ガンバレ福高!

<スターティングメンバー>
1.谷山浩明(3年) 2.松永太郎邦継(3年) 3.武田將揮(3年) 
4.中川克信(3年) 5. 錦邊隼人(3年) 
6.徳永吉彦(2年) 7.西妻大志(3年) 8.伊藤豪(3年) 
9.阿川文太郎(3年) 10.樺島亮太(2年) 11.櫛山博史(2年)
12.中靏憲章(3年) 13.松下彰吾(2年) 14.藤井裕亮(3年) 
15.櫛山雅史(3年)
16.今村駿二(2年) 17.栗原徹士(2年) 18.犬塚貴文(2年)
19.中武信佑(2年) 20.松島佑太(2年) 21.城塚功太郎(2年)
22.河本剛児(2年) 23.真鍋健太郎(2年) 24.水上友輔(1年)
25.古賀祐介(2年)

<後半選手交代>
17分、⑦西妻大志(3年)OUT  真鍋健太郎(2年)IN→⑭
     ⑭藤井裕亮(3年)→⑦