19年8月  長崎遠征(練習試合)

8月4日(土)10時、福高より、長崎総合グラウンドに向けてバス出発。スタッフの車が羊の群れを追うようにバスを追尾。正午到着。昼食、休憩後、14時よりアップ開始。
うだるような暑さも、稲佐山から降りてくる涼風がすこしく安らぎを与えてくれます。

まず、福高B 対 南山B の試合(25分)が15時KO。
福高のメンバーは、阿部、栗原、今村のフロントロー。中武、重のセカンドロー。バックローに松島、井上、犬塚。ハーフ団が城塚、真鍋。センター水上、土持に、ウィング渕上、高取。FB白石。

前半、中武奮迅!タックルもゲインも激しく、チームを引っ張るが、15分左肩を傷めてOUT。松島も頭を打ってOUT。徳永、錦邊がIN。 22分⑫水上抜けてトライと思いきや相手ディフェンスにインゴール間際で追いすがられノッコン。ヤンボールスクラムから、ここは福高ゲットしたこの陣地を確保し、トライを奪う。(5:0)。

続いて福高B 対 長崎工B の試合(25分)が15:35KO。
PRに①松永、③武田。バックローに⑥阿川、⑧伊藤(途中徳永から交代)ら3年が入り、バックスにも⑩樺島、⑭櫛山弟ら2年が入る。

22分、②栗原バックスの2次攻撃にライン参加し、CTB顔負けのハリパスを廻し、右端でWTBのトライ。

24分、左オープンで廻ってきたボールを⑪渕上がライン際、内に付いた⑧伊藤に返し、伊藤の大きなゲインに付いて行きもう一度外でもらったトライはナイスプレイ。
福高B 7本、45点得点し、長崎工をシャットアウトしました。

30分の間(南山B対長崎工Bの試合)をおいて今度は福高A 対 南山A の試合(25分)が16:40KO。
①今村 ②松永 ③武田 ④錦邊 ⑤犬塚 ⑥徳永 ⑦西妻 ⑧伊藤 ⑨阿川 ⑩樺島 ⑪高取 ⑫松下 ⑬真鍋 ⑭藤井 ⑮櫛山弟

8分、福高は相手陣を攻めに攻めるが、福高の左オープンに廻すボールをインターセプトされ、トライを奪われる。(0:7)。

17分、相手陣22m付近で、⑬真鍋ナイスタックル!南山タッチに逃げるが、ノータッチ。これをキャッチした⑭藤井に南山ハイタックル。福高すぐに左へ廻し、トライ。(7:7)の同点。

24分南山はモールで2次、3次とサイドを突き、22m付近で右ブラインドの狭いところを3人のラインで廻され、福高ディフェンス追いつけづに2トライ目を許し、(7:12)で終了。

続いて、17:12KOで、福高A 対 長崎工A の試合(25分)開始。
福高は10分、ラインアウト→モールで押し込み、先制のトライ。(7:0)。

しかし18分、福高はノットローラウェイ?のペナルティより、長崎工に左に廻されトライ。(7:5)の1本、1本でした。

福高Aチームは、全てのプレイ、コンタクト(激しさ、速さ、ボールへの執着)において今日の相手校両チームに負けていました。

もどかしさ、重苦しさを各自が感じながらも「流れるプール」のように同じリズム、同じペースにみんなで浸っていないか、誰もが自分以外の何かに責任を転嫁していないか。

各自がもう一度、精神的なリーダーシップをとらないと、今日のような試合は必然的にまた起こり、誰もがまた流れるプールに浸ってしまいかねない。ここをよーく自省し、このたびの長崎遠征の経験を奇貨とするよう、また、よき奮発地点としてしまうよう、たくましく対処して欲しいもの。

そして夏合宿がより充実した、練磨、飛躍の遂げられる合宿となるようよう、各自がよく心の準備をしておこう。