春。 旅だちのとき。
福高ラグビー部の仲間たちが、今年も大空に羽ばたいていきました。
3月8日(日)、高校61回卒を送る卒部式。 場所は八仙閣。 18時KO。 風は特に無く、照明がややきつい。
元気の薫陶
まず、森監督より、松下、徳永、樺島、河本の各リーダーに、福高ジャージーのタペストリーと、よくやったのお言葉を贈呈。
もっと大きいい木になるよう、もっと根を張れ
前半、木原先輩の乾杯で食事が始まるやいなや、生徒たちのテーブルにのった前菜の中華料理は、各人となりへ、となりへ8人きれいにハリーパスでつながり、先制トライ。(7:0)
今日はみんな、お箸のノッコンもなく、テーブルをぐるぐるまわすペナルティもなく、これといったライン参加や、サインプレイもなしで、ただただオープンに料理を回すオーソドックスな攻撃で、これ以後10分のうちに3皿から4皿のトライを重ねました。
現在がどんどん過去になる。
前半10分。 この福高の怒涛のアタックを止めたのが、犬塚のお父さんが編集してくれたスライドショー。 これで時間をかせがれ、料理の摂取は小康状態。
前半20分。 ジャパン樺島の英国遠征に対し、福高OB会日野会長より、記念品と、ガンバレヨのお言葉を贈呈。
凛とした日本人ばみせてきやい。
この後、3トライ程して前半終了。 この3トライの間は、大人も子供もテーブル間の民族大移動が始まり、ライン参加、オブストラクション、オフザゲートが多発しました。 笛はなりませんでした。
食います食います。
ハーフタイムで、トイレが行列。 「次から確か例年によると涙と感謝と感動のコメントが続き、絶対に席を離れられないあの状況であったな」と、みなみなが思い出し、このトイレブレイクは、非が是でも敢行しておかなければならない。との、年々少なくなっていく学習能力をフルに発揮するのでした。 今すぐ行かなくともいいんだがまあ次第に従って行っとくかという感じで、慌てず騒がずゆっくりと鷹揚に、途中「オッ!」とか余裕を言いながらトイレに歩を進めるのでした。 が、到着すると蛇口の勢いが当然怒涛の迫力。次回からはやせ我慢せんめーと反省するのでした。
飲みます飲みます。
後半、卒業(部)生による一人一人のコメント。 やはり間違いなかった。 放出かつ絞り出しといて大安心だった。 自分で自分をほめたくなりました。
一人一人のコメントでは、その際、後輩よりそれぞれに色紙が手渡される。色紙の真ん中にはその先輩を象徴する、1文字の漢字が田原の達筆で書かれてある。。。その周りに後輩みんなからのメッセージがちりばめてありました。 みんなで何の漢字にしようか、相談したんでしょうねー。
漢字検定協会の後援は受けておりません。
えーっと。 あいうえお順に登壇しましたから、まず、犬塚が感写の「写」?ごめん忘れた。 今村がちょっと粗相して「武」。 樺島が「礼」 いや「麗」。 するときはする河本が「戦」。 櫛山がちょっと元気がなくて「俊」。 栗原がお茶に興味があるのか?「器」。 古賀が騒がしいのを注意するときの「疾」。 城塚がいつもよりトクニシャンとしていたので「技」。 高取がドレミファソラシ「努」。 徳永はジャンプして変身するときの掛声、「闘」。 中武は視野が狭い「突」。 松島はお寿司が好きなので「貫」。 さわやか笑顔の真鍋は、誰もが納得の「爽」でした。
マネージャーは福高ラグビー部の箱入り娘。
マネージャー。 淡田は好きなポジションがロックで、「純」。 御領園はみんなを明るくする、「燎」。 平石はポエムとロマンスが美しく咲いて、「雅」。
そしてキャプテン松下は、これ!「魂」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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つづいて水上、白石、キャプテン松村が後輩のみんなを代表して、お世話になった、おかげさまです、のようなことを言って先輩たちに感謝を表明し、タスキを引き継いだ自覚と責任を有言実行します、というようなことを、有言しました。
キャプテンシーの相伝、伝授。
また、指導陣とOBに、卒業(部)生から花束を頂戴しました。 花嫁を送るお父さんの気持ちが少しわかったような感を、鼻腔の辺りで感じました。。
最後に、牟田口先生のみんなを思う、熱い送る言葉を、みーんな背筋を伸ばして、身体全体で聴いていました。
いい先生です。
松下パパよりご父兄代表のご挨拶
今日のゲームは、生徒たちに大人たちが何トライも許しました。 子どもたちのおかげで決意を新たにしました。 明日から、いや今から、親に孝を尽くそう。 長幼の序をしっかりとわきまえよう。 いざという時、誇りをもって凛とした態度がとれるよう日々自己練磨に励もう。 一日一善を心がけよう。 と数々のお祓いを子供たちからしてもらった気分でした。
千代原頭の唱和で解散!
過去・現在・未来、縦の歴史がひとつになるとき。
式のご準備、ご手配、いろいろとありがとうございました。