寄稿 高校71回

福岡高校ラグビー部での思い出

松石晃弥

私は小学2年からラグビーを始め、大学までラグビーをしてきましたが、1番思い入れがあるのはやはり高校時代だと思います。なぜそうなのかと考えると、やはり同期と共に過ごした時間が1番濃かったからだと思います。

もちろん大学や小.中学が同期との関係が薄かったわけではありません。むしろラグビーのレベルで言えば大学が上であり、競技のラグビーという面に関しては高校よりも楽しめていたのかも知れません。

しかし、高校では競技面に限らず学生生活や同期と過ごした時間にも思い出が多く、学ぶことも多々あり、他の学生生活と比べても特別な時間であったという印象が今もあります。

高校時代を振り返ってみてもほとんどの時間は同期と過ごしていた気がします。部活の時間はもちろん、帰りもみんなで一緒に帰り休みの日集まって遊んでいました。

テスト期間になればみんなで集まり勉強しようと意気込んでいたものの、結局いつの間にか遊んでいて先生に怒られたのも今となっては良い思い出です。

時には部活内で言い合いになったり、3年の時には何度も話し合いをして意見をぶつけあったりもしましたが、そんなことができたのも互いを信頼し合っていたからこそだと今は思います。それぞれ進んだ道は違えど、今でも高校の同期とは定期的にあって遊んだりする関係です。

ここまで色んな話をしてきましたがこんな信頼し合える同期に出逢えたのも福岡高校ラグビー部という素晴らしい場所があったからであり、感謝しかありません。

こんな素晴らしい歴史を持つ部活はこれからも残していかなければなりません。そのためにも卒業生である我々が後輩たちを支えていく必要があると考えています。

これから社会人になり、ラグビー部に直接関わることは難しくなるかもしれませんが何らかの形でこれからも福岡高校ラグビー部を支援、応援していきたいと思います。本当にありがとうございました。そして福岡高校ラグビー部のこれからの発展を同期一同願っています。