28年1月  筑紫高校(新人戦 準々決勝)

1月30日(土)

新人大会県予選 準々決勝。

福高のお相手は、筑紫高校さん。

会場のグローバルアリーナ陸上競技場は、

くもり 時々 雨 の天気予報を、いい方に裏切ってくれての 快晴。

先週の荒天(寒波到来による暴風雪)が、嘘のように晴れわたった空なんでした。

酒に交われば赤くなる。朱に交われば強くなる。

さて、登録メンバーが 17名であった、1月17日の初戦(対城南戦)からのち、

残念なるかな、FWの中島怜(1年)が、練習中に骨折というアクシデントがあり、

よっしゃなにくそ! この日、16名の登録で試合に臨もうかという福高ですが、

更なる試練が、福高に待ち受けていました。

それは、

な、なんと、この日、試合当日のアップ練習で、

や っ と、親離れして、頼もしくなってきたCTBの奥本竜央(2年)が

あっ!と、肉離れして、戦列から外れるという、悪シデント発生!

ダッ!と、人間離れした勢いで牟田口監督が、駆け寄り、症状をあらためるも、

カッ!と、照り返す禿頭部からの反射光は、いつもの威光を放たず、、

奥本の出場を断念せざるを得ない、無念のたたずまいが、

遠目にも、はっきりと 、診て取れたんであります。

筑紫路に 凛と咲きませ 紅の花!

弱火であたりめ食べてたところ、、、いや、 弱り目祟り目していたところ、

しかめっ面に酒が染まり、、、いや、 泣きっ面に蜂が止まり、

飲んだり食べたり、、、いや、 踏んだり蹴ったりの監督の心中、察するに余りあり。

福高! 15名ギリギリ 背水の陣にて、いざ出陣!

誰も足せない。誰も引けない。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

11時KO!

前半4分。 筑紫先制!

福高のKOから始まったゲームは、筑紫がモールで押し込み、福高FWがようよう頑張ってラックとなるも、筑紫またまたモールを形成 → モールを押し込みながら、そのモールの分裂細胞の一人、筑紫の?番が大きくゲイン → 福高陣22mの中央付近でP → 筑紫⑩からFWにパス → 筑紫再度モールを形成してG前に前進 → 福高FWのタックルも段々と身体が慣れ、よくくい止めるんですが → 最後はラックサイドを何度も突かれて、ついには土俵際を押し出されてしまいました。

(0 : 7)
⑥鶴のひと越え

この後も、筑紫高校がFWのモールにこだわってゲームを進める中、

福高FWもよく健闘!

一発目のタックルで倒し、

筑紫にモールを形成させないよう、させないよう、よく頑張っていました。

一に栄養、二に睡眠、三四がタックル、五に仲間!

前半20分。 筑紫の追加点!

YL(自陣10m-22m、左サイド) → YRから筑紫⑧P → ⑨番が斜めに走ってからのパスは、⑮番が縦にドンと入ってそのままトライ!

(0 : 12)
ヤッホー!

前半の最後ラストタイム!

筑紫がモールでトライ? と思ったら、ノッコン?

更に、

レフリーからモール形成時のオブストラクションか何かを注意されてる模様。

よしよし!

MS(自陣G前右サイド) → 福高はスクラム押されながらもなんとかボールキープし、⑨小池やスコーンと真横ににタッチキックして前半終了了了了了 ?????

と、思いきや!

筑紫クイックスローで攻撃開始 → 虚を突かれた福高BKのディフェンスが、がら空きのところを筑紫がオープンに球を回してP → ⑨番が抜けて福高前半終了間際に、痛~恨の被トライ。

↘ ↘ ↘  ったところ ????

TMO(タイム マチガイト オッシヤル?)

向こう正面のアシスタントレフリーから、物言いの手が上がる。

「え~ ただいまのジャッジについて、ご説明申し上げます。」

「行事軍配は、筑紫のクイックスローを有効とみて、笛を吹きましたが、」

≪ すでに時間は30分を過ぎて、前半終了ではなかったのか?≫ 

≪ と、心中わたくし秘かに思い、≫

≪ でも、それではまずかろうと、≫

「筑紫のクイックスローで、勇み足があったのではないか?との物言があり、」

「協議の結果、筑紫のスローワーの足が先に出ていたっ!ということで、」

「行司差し違えで、ノートライ。」

「さっきの筑紫ボールのラインアウトからの、取り直しといたします。」

、、、というやりとりが、あったのか どうか?

とにもかくにも、福高にとっては 大助かり!

して、取り直しの一番は、YL(自陣22m右サイド) → 福高がマイボールゲット!

→ こんどこそ、もう1回蹴りだして、前半終了の笛!

FWリーダーの⑧高山晃哲

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

前半は終始、筑紫高校がボールキープする展開。

ときに相手のペナルティなどで、マイボールからスタートする福高は、

キックによる陣地獲得を試みますが、

相手のカウンターアタックが陣地をリカバーして、

結局、陣地を獲得できない苦しい展開、、、

の中、

⑬久芳の突破力は、唯一前半のゲイン!

福高の得点チャンスを、少しく期待させてくれました。

⑬久芳銀河の突破!

後半も、福高FWが、ディフェンスよく頑張ってます!

スクラムは押されるもなんとかキープ。

モールをつくろうとされるも、一発目のタックルが効果を発揮!

「押し競まんじゅう恐い」
⑭安部照史

も、

後半13分。 筑紫が追加点!

YS(自陣22m手前、左サイド) → 筑紫が次にラックを造ったところ → 福高 タオレコミのペナルティ → 筑紫FWのクイックスタートはそのまま縦に一発でトライ!

(0 : 17)
⑪若井純基
⑪若井の快走!

後半24分。 筑紫の得点!

YL(相手陣22m先、左サイド) → 筑紫のモールが福高陣まで押し込み押し込み → やっとモールがつぶれてラックに → ⑩P → ⑨-⑧P → ⑩-⑮P → FWで1回突いて → ブラインドサイドを⑨-⑩-⑪でトライ。

(0 : 22)
④木村信公
③大原悠利

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

さてさて、新人戦が終わりました。

今の身長、体重、肺活量を知り、身体検査を終え、

改めてスタート地点に立った福高新チーム。

これからの9ヶ月間、42,195km の全コースを惚れ惚れとした走りで快走するに、

まず、こういう走りを美学としよう! とのベクトルを、みんなで共有しよう!

キャプテンが、リーダーと話し合い、その強いベクトルをみんなに示そう!

そして、全コース 42,195km を、

ホップ期間、ステップ期間、ジャンプ期間、の三つに分けてイメージ!

最後、トラック(陸上競技場)に入れば、デッドヒートしてかぶりついてでも勝つ!

まずは、チームとして共有するベクトルを、しっかりと打ち立てよう!

ガンバレ!

チーム一丸!

~ ~ ~ ~ ~ 

<OBの皆様へ>

2、3月の練習日程は、チームでしっかりベクトルを打ち立てて、

またこのホームページ上で、お知らせいたします。

福高ラグビー部への応援 よろしくお願いします!

気魄!

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

[ 1/30(日) 対 筑紫高校での スターティングメンバー ]
                                    -30分×2本-

①大浦亘貴(1年) ②篠原佑輔(2年) ③大原悠利(1年)

④木村信公(1年) ⑤安井健悟(1年)

⑥鶴雄介(2年) ⑦谷川優也(2年) ⑧高山晃哲(2年)

⑨小池明輝(1年) ⑩児玉悠一郎(1年) 

⑪若井純基(1年) ⑫石井隆弥(1年) ⑬久芳銀河(2年) ⑭安部照史(1年)

⑮山中宣里(2年)