23年5月  東福岡高校(九州大会準決勝)

5月29日(日)九州大会福岡県予選、準決勝2試合がグローバルアリーナ
(スタジアム)で行われました。

普通は、8、9月にやってくる台風が、季節をまちがえたのか、なんとこの時期、
5月に発生。 すでに公共電波にて自らの存在を放送されてしまった台風も、
もはやいまさら引っ込む、まちがえました、というわけには、いかないんでしょう。

前日、台風の進路によっては、中止になることもあるのでは、、、と、ゲームの実行を危惧してはおりましたが、さいわい、この日の準決勝2試合中、雨は降りましたが、暴風に見舞われることはなく、予定通りにゲームは行われました。

あと一人の入部で一チームできます。

1試合目、11時 KOで始まった、筑紫高校 対 小倉高校、は、

前半、筑紫2本、小倉1本で、 → 筑紫が10点。 小倉が5点。

小倉高校は、マイボールスクラムで筑紫の重量フォワードに、ドドドドッと、押されながらも、しっかりボールをキープできていました。 雨中どうしてもノッコンが多く、スクラムの回数が増える状況の中、このスクラムでのボールキープ力によって、小倉高校は、その攻撃起点をくずすことなく、終始、果敢なプレイをくり出せたよーです。

一方、筑紫高校。 FWの大型化によって、例年にも増して、モールがさらに強くなった感がします。 相手陣に行けば、確かにこの強力モールでの得点の可能性が上がるものの、大きなゲインや、自陣から一発で相手陣に持っていくよーなプレイを垣間見ることはこの日、ありませんでした。

後半、1本、1本で、筑紫が5点。 小倉が7点。 

結果、 → 筑紫 15  対  12 小倉

後半残り5分、3点差を追う、小倉高校が、あわや! とインゴールに攻めよるシーンもありましたが、筑紫高校は自陣22m内でマイボールをゲットすると、残り時間をモールモールで、キープキープし、勝ちを、勝ち取りにいき、がっちり勝利しました。

ピッチ×2 チャップ×2 RUN×3

雨が上がっていよいよ福高の出番。

東福岡高校の2番は、大っきーーいですねぇ~! 
                       130kgくらいありゃせんですか~。

花道からグラウンドに出ていく際に、もし目の前を通ったら、思わず、平手でそのりっぱな身体をペチペチ叩いて送り出したい、そんな衝動に駆られますね。

  ヒガ~ ァ シィ~  ヒガシフクオ~オ~ォォォカ~

  ニィ~ィシ~  フクオ~オ~ォォォカ~

    東、福岡高校。 比恵町出身。 谷重部屋。

    西、福岡高校。 堅粕町出身。 森重部屋。 

  12:21。 制限時間いっぱい。 まったなし。

    はっきょーい ~ ~ ~ のぁっーた のぁっーた

東福岡KO。 → 福高立ち会い、もたついてノッコン。 → 東福岡、土俵中央スクラムから、⑧、右をさしてポイント。 → 東福岡FWさらに右をおっつけポイント。 →  今度は左に回って、⑩-⑮の、⑮が裏に抜け出て、そのままインゴールへ。 押し出しのトラ~イ。 

 ※大相撲実況生中継風に早口に読んでいただきありがとうございました。 
                          これからは普通に読んでください。

前半2分。 先制点は東福岡。 (0 : 7)。

GIVE ME チョコボール!

今度は福高のKO。

2次、3次と、ポイントの近場を突く東福岡の攻撃を、福高バッチバッチ止めるも、4次目の東福岡の攻撃で、さっきトライをさせてあげた⑮が、またまたゲイン。 → 自陣10m付近(右中間)のポイントで今度は東福岡の③がサイドを突いてきた、 → 福高マイボールにもぎ取ったか! にみえたが → 東福岡がもぎ取り返し、 → 東福岡の④が抜けだし、30m走って正面に被トライ。

前半4分。 ノ―フォイッスルで東福岡追加点。 (0 : 14)。

東の三役揃い踏み → その衝撃映像がこれだ!ワン☝ツー✌スリー☞

しょっぱな、ポカリ、ポカリ、と、続けてパンチを浴びた福高。 この調子でやられよったら、100点になるかもしれん。 自分たちのテストの点数を思い出して、最少得点に抑えとかんと。

「500円落としとーよ」作戦が東には効きません。

暗がりに目が慣れてくるよ―に、ちょっとレベルは上だが、福高、よーやく相手の背たけが見得てきたよ―で、、、この後、お互い、濡れた地面と、濡れたボールのために、ミスを交換しながらも、ゲームは両校の激しい攻防で、なかなか見ごたえのある締まった内容になってきました。

負けん気ウイルスを ⑦末永からうつしてもらい、皆で感染しよう!

前半19分。 ML(相手陣10m付近、左サイド)から相手ボールとなり、 → 東福岡の3次目の攻撃がBKの左オープン⑩-⑫-⑪。 → ⑪がライン際を福高陣の22mまで大きくゲインし、 → ⑥P → ①-⑧ → ⑧が右中間にトライ。
(0 : 21)。 

小兵ー樺の島の立ち会い。「どす来い!」

地に足付いてきた感のある福高は、詰めにいたることかなわずも、展開、展開ラグビーの、自分たちらしさが出てき出したところ、回転数が上がり始めたところで、
ハーフタイムを迎えました。

いつでもスタンバイOKバイ。
じかに観る、体感経験。

後半も、中盤まで、両校あい譲らず、焦りが見えてきた東福岡のほうに、前半の終盤に続いて2度目のレフェリーからの注意があり、後半13分、福高はPGを狙う。 → も、、、イージーなこのPGを福高はずす。

自分の玉は獲られても、福高のマイボールはぜったい離さん!⑩鈴木

後半17分。

YS(ヤンボールスクラム、自陣10m付近、右サイド)から、 → ⑧がゲインしてP(ポイント) → ⑤P → ⑦-⑧の被トライ。 (0 : 26)。

オイサ! オイサ!

後半20分。

福高PG(2回目)が成功。 (3 : 26)。

先に突っかけたらコンチャンのスクラムは強かとよ!

後半24分。

YL(自陣22m内、右サイド) → モールを作られ → 1回FWでサイドを突かれ → 出された球はBKに。 → 第1CTBが、縦にドンと抜けて、自陣インゴール右中間に被トライ。 (3 : 33)。

寺川!⑬樺島がフォローに付いとる!

後半32分。

④や⑥、CTBがからんだゲインを重ねられ、⑧にとどめを刺されました。 
(3 : 38)。

よっしゃ!相手の背たけはだいたい分かった!

福高のトライチャンスは、前半、YS(相手陣ゴール前、左サイド)の球出し時に、⑨本田のナイスチャージがあった場面。 後半、MS(相手陣、10m付近、左サイド)から、⑧西田がブラインドサイド(左ライン際)に持ち出し、相手陣の左コーナーフラッグを狙って蹴った球が、惜しくもヤンボールキープされた場面。 などなどあったのですが、いずれのシーンも丁か半かのプレイ。

丁か半でないプレイは、⑦末永や、⑩寺川が、大きくゲインしたとき、あのときのパターンでしょう。 

あれにフォローがつけば、7五瀬尾成り、10八銀行、4三近まで、などとと、必勝トライパターンの、詰将棋になるにちがいないので、これから夏合宿まで、走り勝って、競い勝って、フォローフォロー、テンポテンポと、ホットモットの弁当数と、ホットホットの回転数と精度を上げてゆき、どこにもまねできない、すごい福高ラグビーを築いていこう。

顔-洗ってまた出直してきますけんヨロシク!

 来週、6月5日(日)の決勝戦、3位決定戦は、春日公園球技場に於。

   3位決定戦  → 11:00 KO  福   高   対   小  倉

   決 勝  戦  → 12:20 KO  東 福 岡   対   筑  紫 

                                 応援よろしくお願いします。
 

しかと身体に刻んだ今のこの差が明日からの目標!

<5/29(日)、準決勝のスターティングメンバー>

1.光安綜一郎(3年) 2.谷川真啓(2年) 3.近藤広隆(2年) 

4.山口和慶(2年) 5. 瀬尾優大(2年) 

6.増本芳基(3年) 7.末永健雄(2年) 8.西田怜(3年) 

9.本田宗詩(2年) 10.鈴木尚(3年) 11.高井勇貴(2年) 

⑫.寺川賢太(3年) 13.樺島雷人(3年) 14.安部健太郎(3年) 

15.小江智大(3年)

16.後藤宏基(3年) 17.竹中良(3年) 18.瀧本剛史(2年)

19.和才圭太郎(2年) 20.杉山柊人(3年) 21.姫野佑介(3年)

22.長﨑怜(3年) 23.林敬太郎(3年) 24.吉松天成(2年)

25.若菜玲於奈(2年)
 

 選手交代は ↓

   後半6分、14安部 OUT。 → 20杉山 IN。

   後半13分、6増本 OUT。 → 17竹中 IN。

   後半24分、9本田 OUT。 → 25若菜が12にIN。

                        ※10鈴木が9へ。 ⑫寺川が10へ。 

   後半24分、20杉山 OUT。 → 23林が14にIN。