2023九州大会予選・準々決勝 福岡VS修猷館

5 - 31
フルタイム

概要

前半 福岡0-7修猷館

後半 福岡5-24修猷館

5月21日晴天。宗像、グローバルアリーナ。定期戦のリベンジへ自ら手繰り寄せたチャンスです。

福高は、前半風上を選択。最初の10分は福高ペース。トライチャンスがいくつもありましたが、ミスや修猷館の固い防御を破れずトライまで持っていけませんでした。

前半2分に早速チャンスが訪れます。

ラインアウトの安定は日々の練習の成果

敵陣10mラインで福高ボールラインアウト、②浅井のナイススローインで⑤長尾クリーンキャッチ。

ボールは⑨古賀から⑩岩屋へ。デコイランナーの裏を通し⑫藤野へと渡り、⑫藤野から⑥大庭がトップスピードでフラットにボールをもらい突破!

⑥大庭、トップスピードでラインブレイク。

福高前進してのラック。
すぐにボールが出ればチャンスでしたが、修猷館の接点への突っ込みが激しくオーバーされかけ、ボールがいいタイミングで出ません。
かろうじて出たボールを②浅井が拾い右サイドを突きラック。

⑨古賀は修猷館のディフェンスラインが揃っているのを見て、後ろの空いたスペースへキック。

⑨古賀は修猷BKライン裏へキック、ナイスタッチに。

ボールはワンバウンドして敵陣22mラインを超えたところでナイスタッチ!良い判断、良いキックでした。
修猷館はラインアウトからタッチキック、22mラインと10mライン中間で福高ボールラインアウト。チャンス!

ラインアウトしっかり確保し展開

⑤長尾再びクリーンキャッチでバックスへ。

フェイズを重ね逆目に展開、大外の②浅井が2人をかわし20m疾走!

②浅井、大外でロングゲイン!

ゴールラインまであと5mでラック、チャンス!!
しかしゴール前で修猷館のディフェンスも激しさを増します。福高さらに2フェイズを重ね、⑤長尾がラックサイドを突きゲイン!

⑤長尾、ラックサイドを前進。

後ろからサポートしたFWが押し込みゴールラインにあと1mまで迫りますが、修猷館の巨漢2人に抱え上げられモールパイルアップ・・・。残念ながらトライならず。

残念ながらトライならず。

その後このパスが通ればトライ!がスローフォワードとなる場面もあり・・・

前半8分

ハーフライン中央付近で修猷館ボールスクラム。修猷館左に展開、1次攻撃を⑫藤野が早い上がりでナイスタックル!2次攻撃も⑦三輪と⑬岩崎がダブルタックルで仕留めたところに⑭堂本ジャッカル成功!ハーフラインの少し後ろでPK。⑮森のナイスタッチキックで敵陣22mを超えたところで福高ラインアウト!②浅井のスローに⑤長尾がしっかり合わせボール確保。

トライならずもポテンシャルを見せた小林

ボールが⑧小林に渡ると1人を吹っ飛ばし、2人をかわし20m突進、最後1人を引きずりながらトライ!と思われましたが修猷も意地のディフェンス。グランディングができずトライになりませんでした。小林主将、日本代表候補に選ばれたポテンシャルを見せましたが、修猷館のディフェンスも素晴らしかった。

その後も前半は福高ペースで進みますが、修猷館の固いディフェンスをこじ開けるまであと一歩。悔しいですが修猷館の守備が一枚上手でした。

しかし昨シーズン最後の試合、東福岡戦で課題だった「試合の入りの悪さ」はしっかりとクリアできたと思います。

福高FW陣。体を張ってBKにボールを供給しました。

一進一退の攻防が続き0-0のまま迎えた前半21分。
キック合戦から修猷館15番のカウンターアタックにゲインを許してしまいます。22mライン上で⑮森がナイスタックルで止めますが、直後のラックでオフサイドを取られ修猷館にアドバンテージ、プレイ続行。思い切って攻めれる修猷館のSHがゴール正面にあげたパントが、修猷館⑬にすっぽり入りトライ。ゴールも決まり0-7となります。数あるチャンスを生かせなかった福高に対し、少ないチャンスをものにした修猷館。悔しい・・・。

前半終了間際、ハーフライン付近で⑨古賀がFWサイドの穴を見逃さず突破、裏へ抜け出します。敵陣22mまで迫りトライチャンスでしたが、サポートした味方へうまくボールをつなぐことが出来ず、必死に戻った修猷館FWの手元へ。この時20mほど後退した修猷館の人数が福高を上回っていたのは見習うべき点。強いチームほど、ピンチの意識と反応、後ろへのダッシュが出来ます。

ハーフタイム、円陣で気合を入れなおす選手たち。

後半5分、ハーフライン付近で修猷館ボールラインアウトで福高FWのファインプレイ。修猷館は得意のモールを押し込んできますが、⑧小林が相手を抱え上げたところを②浅井がしっかりボールに絡み体を回転させボールを奪取!

⑧小林が相手のモールを抱え上げ、②浅井がトライに繋がるターンオーバー。FW全員のファインプレー!

攻守交替のチャンスにBKもしっかり反応し、空いたスペースにボールを運びます。⑫藤野が縦を突きナイスゲイン!

⑫藤野ナイスゲイン

⑨古賀、プレッシャーがかかる中しっかりさばき⑧小林へ。タックルを受けながらいいスピードで走りこんだ②浅井へオフロード!

⑧小林のオフロードが②浅井へ

②浅井から⑩岩屋へ

⑩岩屋ナイスサポート!

⑩岩屋から⑮森とつなぎ左隅にトライ!!攻守の切り替えからミスなくボールをつないだ、チームで取ったトライでした!

最後は⑮森がトライ。チーム全員で取ったトライでした!

後半5分福高5-7修猷館。さあここから追い上げ!を期待しましたが、この後は定期戦の既視感・・・。ペナルティを取られゴール前ラインアウト→モールで押し切られトライ、のパターンを重ねられてしまいます。

結果、1トライ対5トライ、5-31で敗戦。ベスト4の壁は高かった。福高ラグビー部、春のチャレンジは終了しました。

悔しい。

 

しかし、福高は良い素材が揃いまだまだ伸びしろを感じさせますし、怪我治療中の選手の復帰も楽しみです。

修猷館さん、ありがとうございました。ライバルがいるから強くなれる。

悔しさはエネルギー。時間は平等。出た課題を、日々、一つ一つ克服していこう!

 

詳細

日付 時刻 シーズン
2023年5月21日 12:30 PM 2023

会場

グローバルアリーナ

結果

チームTRYGOALPGDGPT
福岡10005
修猷館530031