22年8月  夏合宿 (後半)

   15、16、17 ぃ ~ と ~ ♪

          いや、14、15、16 ぅ ~  と ~ 阿蘇の合宿きつかった~ ♪

                        
            福高ラグビー部の合宿は、いよいよ後半戦に突入しました。

毎日みんなを照らすのが楽しみなお日様の起床!

8/14(4日目)

仏舎利では白い塔の正面上部にて、皆を見下ろすよーに牟田口先生がすでに座禅をされておりました。 朝まだきの暗がりに日の出の赫い光が淡い燈明となって、そのお姿をつつましく徐々にあらわし、日が上がるとともに金色の輝きを増すその荘厳さ。 また夜半から瞑想に入られ部員を想うその清浄位の姿勢に、ついつい両手を合わせ、

「 飲 ム 浴 ビ ダ 佛! 飲 ム 浴 ビ ダ 佛!」

              
ここら辺はずいぶん涼しいんですって。。。 AッSO!

そうじ → 朝ごはん → 午前の練習(BK・FWに分かれて) 

→ 毎日午前中1本予定されている今日のゲームは福高の出番。

風景が生き物のよーですね。

11:06 KO <25分>
・福高B 5(1本)  対  19(3本) 小倉B

モーるのときウシろからギュゥと押してほしい。
昼ごはん → 昼寝 → 午後のゲーム

15:03 KO <25分>
・福高A 19(3本)  対  0(0本) 明善A

問題1→黄色のシャツは森監督か?牟田口部長か?
問題2→向こうにみえる左右の黄色のシャツはどっちが監督でどっちが部長でしょう?

16:00 KO <20分>
・福高B 24(4本)  対  0(0本) 光陵B

Aita~ta ta ta ta ta~~s!
指パッチンパスもできる。

今日のラストは小倉高との第3ラウンド。

17:08 KO <25分>
・福高A 0(0本)  対  0(0本) 小倉A

郡司さんの採点では、10 対 10 のイーブンでした。

ゴール前、マイボールモールを押す福高FW

両校がお互いの肉にがぶりつき、がぶりついたまま、投げて投げられ、がぶりついたその口を、先に離したほうが負け! という、手に汗握り、その手から汗したたる、意地と意地とのぶつかり合いが、ぶつかり合いするゲーム。 でも、終わってみれば、両校に拍手を送りたくなるよーなとってもナイスなゲームでした。 

⑧西田。あとちょっと!でも大きなちょっと!
こんだーいったろーもん?

両校攻防が繰り広げられる中、福高に射した光明は、タックルが、OBの皆さんが見られたら、これこれ!これが福高のタックル!と、ワサビを噛みしめたよーに鼻がツンッ とくるよーなタックルがチームを一つにしたこと。 具体的にはモールでひとつもやられることなく、逆に、惜しくも届かずもう1歩でしたが、モールでトライをねらいに行けるよーになったこと。 明日はぜぇ~ったいトル!

こんどはスクラムから決めちゃる!
⑰FBに入った小江(2年)ライン参加で飛び込んだが?

合宿が始まってこの3Rまで、福高3本(17点)。 小倉2本(10点)。

福高の1勝2分け。 → 両校の部員たちは、今年は当然いつもにも増して、一つ一つの勝敗はもちろんのこと、この勝敗の累積にもこだわっているはずです。

若い女の子が行くところ行くところ附いてくるので困った表情の藤田先輩(高33)

8/15(5日目)

3年生は現役ラストの仏舎利ラン! 帰りの下りのウォーキングでは、いつもの景色ではあっても、さぞかしその同じ景色がきれいに爽快に見えたことでしょう。 でも来年は車の免許を取って、仏舎利コースを登るムチャクチャきつそーな顔、顔、顔の、後輩たちを車窓より応援しながら見る阿蘇の景色は、もっともっと素晴らし~だろーな~~~なんて、考えながら降りてくる3年生もいたんじゃーないでしょーか。

3年の井本と小林。仏舎利コースをウォークトライ!
南無酒牟似陀!

そうじ → 朝ごはん → 午前の練習(BK・FWに分かれて) → 昼ごはん → 昼寝 → 午後のゲーム

スナック「止まり木」に3人の客。
 

14:30 KO <25分>
・福高A 26(4本)  対  0(0本) 明善A

石川遼はナイスショット!井之上亮はヨッコラショット!

小倉高との第4ラウンド ↓

15:05 KO <25分>
・福高A 12(2本)  対  7(1本) 小倉A

あ~↘ 明日の洗濯モンが大変やろね~!

8分、福高、対小倉高に対して、今合宿初めての先制。
それも、福高FWのモールでのトライでした! (5 : 0)

福高。モールでトライ!

14分、福高のトライは、→ 小倉ノットリリースから福高ペナルティタッチ → 福高モールを押して → 小倉タオレコミの反則 → 福高ペナルティタッチ → この2度目の福高モールは → ⑧P → ③P → ⑪P → 右にBKがオープンでP → 左へBKにライン参加の⑥兼久ずどんのトライ。 (12 : 0)

こー行って!
こー行きました!

17分、福高いけいけどんどんの攻めが、小倉のカウンターアタックをくらい、⑫に80m独走されての被トライ。 (12 : 7)

ここのところでしょうね。 相手の左ボディーが効いたころ、足を使って右に右に回り込み、左ジャブを交ぜて、時折強力な右ボディをくりこむ。 無理な打ち合いに接近せず、2トライ差の自分の距離に、相手があせって打ってくるところをカウンターパ~ンチ!と、まーこうゆー風にいって欲しいのですが、、、言うのは簡単! でもここは先の公式戦、対筑紫高でのゲームを引き出しから出してきて、きょうのこの試合と並べ、こーゆーシチュエーションにおかれた場合を想定する時間を持つことは、この時期、たいへん大事なことになるかもしれません。

合宿が始まってこの4Rまで、福高5本(29点)。 小倉3本(17点)。
福高の2勝2分け。

16:35 KO <25分>
・福高A 24(4本)  対  0(0本) 光陵A

コンちゃんコンちゃんって言われよったけどやっとボールが来た!コンちゃんのゲイン!

17:38 KO <20分>
・福高B 21(3本)  対  0(0本) 明善B

思いを強く持ち、岩より堅い自分の卑怯心を日々粉砕!

8/16(最終日)

今日は仏舎利ランなし! → 楽しくそうじ → 帰りの準備 → 朝ごはん

10:01 KO <25分>
・福高A 27(5本)  対  0(0本) 光陵A

小倉高との最終5ラウンド ↓

10:33 KO <25分>
・福高A 0(0本)  対  10(2本) 小倉A

1勝もせず、このまま帰れるものか、との気合と意地が、小倉に軍配を上げる結果となりました。

FWのトライにあえてこだわった福高!

1分、福高しょっぱな、小倉のKOをキャッチ時、マイボールモールをターンオーバーされ、右、右、右と、ポイントの近場をタテに突かれ、突かれした次、小倉の⑫が福高BKの裏に抜ける、福高陣左コーナー隅への小倉のノーフォイッスルトライ。 
(0 : 5)。

7分、福高陣左コーナーへ、小倉⑨のゴロパントが⑭へのパスキックとなり 、福高陣左コーナー隅に球を押さえられ、小倉高の連続トライ。 (0 : 10)。

小倉の意地のディフェンス

この後、約15分間は、福高が小倉高陣内での攻撃を継続。 
数えて5度のマイボールラインアウト(相手陣22内)のチャンスを、福高はモールでのトライにこだわりました。 が、小倉高もよくしのぎ、福高にとってのもー一歩が、小倉の気合と意地によって、はばまれました。 

その後の3分間は、小倉高が、2トライ差の自分の距離を守って、福高を零封し、福高は、今合宿、対小倉A戦、始めての黒星を喫してしまいました。

合宿が始まってこの最終5Rまでの対小倉高A戦は、

福高5本(29点)。 小倉5本(27点)。

トライ数は両校それぞれ5本だが、ゴール2点の差で福高の勝ち! 

勝敗も2勝1敗2分けで福高の勝ち!

小倉高校さんから見るといやイーブンだった! との言い分もありましょうが、ここ福高ラグビー部HP内の出来事ゆえ、治外法権区域としてご理解いただき、ご了承、お許しのほどお願い申し上げます!

花園で流す涙もとっとけよ!

踏まれれば踏まれるほど強くなる! 

     踏むのも、跳ね返すのも自分だ!

          仲間のために、もっともっと強い自分になろう!

  花園にがぶりつけ! 

3年集まれ!
心ひとつで行くぞ!

今回の合宿では、OB、ご父兄の皆さま、施設のスタッフ、レフェリーの皆さま、たくさんの方々にたいへんお世話になりました。

無事、こうして実のある、有意義な夏合宿を送ることができましたのも、陰ながらにある、多くの微に入り、細にわたるご手配、お気遣いの積み重ねの上にあると思うと感謝いっぱいです。

誠にありがとうございました。 

これからも福高ラグビー部への応援よろしくお願いいたします。

夏草や 兵どもが 夢駆ける