22年10月 東筑高校(練習試合)

おったまげました! 福高強し!

1本の矢は弱くとも、3本の矢、まして、50本もの矢が結束すると、
                                 それはそれは強いもの!

これからは福中福高家、一致団結の基、心新たに、お家大事に、
                          万事よろしくのぞむがよいぞ!いいな!

と、先人もこんな風なことを言っていました。

いつも来てくれるトレーナーの女の子です。いろんな人にお世話になっています!

15人がかつぐ神輿のまわりに他の30数人が、 オイサ! オイサ! (僕だ! 僕だ! の長崎弁じゃないヨ。) のかけ声で囃し立て、何かあったらいつでもどこでも交代しちゃーけん! 何かなくてもいつでも交代しちゃ―けん! という、熱い、熱い気概が、福高ラグビー部の面々に蔓延してきたよーです!  

この角度!カンニングの角度!

思えば夏合宿以降のここ60数日間というもの、ときに部員たちはチーム潜在能力の原石を見つけては一喜し、、、ときに我が我がと和が乱れては一憂し、、、して、チームの和が、チリ散り、となることありながらも、みんなで千代原頭を唄っては、そのしぼむ元気を呼び戻し、地中深~い所から、花園を模索していた福高チーム。

ここにきて各人がリーダーの意識を持ち始め、その気持ちがキャプテンウルトラシン(松下真)に集約し、ついに探しあぐねていた地上の花園からひとつの光明がさしてきたよーです。 
四半世紀の胎動を経て今、まさに再生! といった躍動感! で、しょうか。

みっちーの苦一人旅。 たとえーどんなに相手がでかくても~♪

こー来るってーと、かつぎ手の15人は、自らに対しても、また、神輿のまわりで囃し立て、いつでも準備OKの気合が入った30数人の仲間に対しても、男として決して恥をかくことはできません。 また恥をかかせることもできません。 

恥かくわけいかんめーもん!  恥かかせることなからんと思わずことあるべけんや! なんぞ、いずくんぞ、いかんが、恥ばかかせることあたわざるそば、麺やろーもん! という風に、その気迫が轟音のエンジン音を発し、、、気迫の行き所がエンジン音だけでは物足らず、鼻息の排気を、も~1回口から吸い込む式のターボエンジンとなり、アクエリアスの一杯は気付けの一杯となって、
イワユル、気持ちも身体も、、、

Wo~リャ~! となる、、、

さらに、Do Wa リャ~!  怒ォ~リャ~~ッ! となる者もあり、

さらにさらに、オンドリャ~リャ~! オンドド ドリャ  リャ~~ッ! 
                                と、音頭をとる者も出てくれば、

アチョーッ! アチャ チャチャ チャ-を、合いの手に入れる、
                  ブルースリーのよーな者も出てくるっといった具合で、

もぉ~、これからの福高は、恐いもんナシですね。 

東福岡高校以外は。。。

球出しができる4人目のバックロー中尾

さて、10月16日(土)の朝に巻き戻し。 ≪≪≪≪≪

この日の秋の空はっというと、水色のキャンパスに、宮崎県の鬼の洗濯岩のよーな、、、姫野のあばら骨のよーな、、はたまた、魚の食べ方が上手な人が残した魚の骨のよーな、そんな雲がレントゲン写真のよーなシルエットで薄~く、滲みがちに、描かれておりました。 

ちょっと汗ばむ日射しの熱が、夏の名残りを顕示して、その優位を誇ろーとするも、心地よい冷風が時折、肌を撫ぜてくれるので、不快指数と快適指数がプラスと、マイナスを交錯し、結果、快・不快の体感指数メーターは、平均値ゼロあたりで推移。 北風と太陽の争いもこの日は勃発せず、日向ぼっこにはもー最適の日和でありました。

さて今日の練習ゲームは、ひと月半前の練習ゲームでギャフン! といわされ、また、ショボン ! と、まだ実ってもないのに、福高に頭を垂れる経験をさせてくれた、東筑高校さん。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は育たぬ。」

AM10時KO。

<前半>

福高5本 (31 : 0) 東筑

9分、16分、22分、25分、30分の、5本のトライのうち、22分に福高が組みたてたトライにはおったまげました! ポイントか? と思ったら、フォローーにパスがつながり、またポイントか? と思ったら、パスがつながり、またまたポイントか? と思ったらトライとなり、トライか? と思ったら、まだまだフォローが集まってきそーな、、、福高がフィールド内に、17~18人 おりそーな、、、あとからあとから、うじゃうじゃと湧いて出てくるよーにフォローが続く、超ハイレベルな福高のトライでありました。

三人寄れば文殊の知恵。 三本の矢。 三位一体。

<後半>

福高3本 (19 : 0) 東筑

後半、福岡堅樹、久々の登場。 かれこれ5年ぶり。 そんくらい久々の登場。

11分、16分、18分の、3本のトライのうち、18分のトライは、福高のオーソドックスなBKオープンへの球回しが、オーソドックスに⑪福岡に球がまわり、球をもらった福岡がオーソドックスに走ったのですが、相手にとってはオーソドックスじゃなかったよーで、福岡に球が渡ると、「ケンキ、ケンキ、ケンキ、ケンキ!」の心音が、黄の点滅を伴って鳴り始め、途中から「ケン危、険危、険危険、危険!」の、赤い点滅非常ベルに鳴り替わッた時には時すでに遅く、世人の見渡す、世の通常再生画面の風景の中、一人、⑪福岡堅樹だけが、2倍速の≫≫早送り動画≫≫でインゴールへ走り抜けておりました。 (18分OUT)

笑顔は続く~よぉ♪ ど~こまで~も~♪

<ここで、現時点・福高チームの特徴と見どころ>

フロントの特徴は、どの一流ホテルにも負けない、100キロ級のフロントサービス。 一押し、二押し、三に押し。

ロックは、前に100人おっても壊れない、イナバの物置のよーな、背筋ピンのハードロッカー陣。

バックローは、相手ボールキャリアーを、低空弾道で一発破砕する、6番砲、、、相手ボールキャリアーを、しつこくどこまでも追いかけ、決してペナルティをおかさない7番砲、、、相手ゴールに磁石のN極を仕掛け、自らにはS極を仕掛けることで、ゴールに近づこーとする8番砲。 生来のM嗜好を脱皮すればますます有望。。。。

ノ―ペナがイ―ゲナ! ペナルティは2点失点と同じゲナ!

SHが9人目のFWと、8人目のBKを兼務。  
               ※1本目を狙う福高SH陣はひしめき合いで、層重厚!

10-12ー13 がインベーダーゲームのクライマックス時のよーな、左右の速い動きをする中、11-14ー15 がタテの強力ゲイン砲として、ズドン、ズドン と発射! と言って、相手ディフェンスが、11-14ー15 に眼を釘付けにすると、今度は、10-12ー13 が隙アリと、急きょ、タテの強力ゲイン砲に早変わりしての ズドン、ズドン 発射! デイフェンスのタックルがアタックになるとき、その力倍増!

身体全体で、監督の言葉を、一言も漏らすまじ!
指導者の心からほとばしるいつもと同じ一言一言が、干天の慈雨のように、今、心に、沁みわたる!

また、ゲーム周回中、機体に異変あり、エンジン音不調なれば、すぐさまピットに入り、いつでも、どこの部位にも速やかに交代が居る、そーゆーチームに仕上がってきました。 まーだまだ仕上がり続けると思います。 これから勝てば勝つほど強くなるでしょうが、どんくらい強くなるかは未知数です。 お楽しみに!

B戦、20分、1本。
福高1本 (5 : 5) 東筑1本

※長崎1本。 トライではなく足首近くの骨を1本折ってしまいました。 
  これもこれ! 人それぞれの経験! 人それぞれへの肥やし! ガンバレ長崎!

これから起こる日々の悲喜こもごもを、その時、その時、身体全体で刷り込め!

福高は、10月31日(日)、春日球戯場、13:30KO、全国大会県予選の福高初戦まで、いまのところ練習ゲームの予定はありません。 

これから試合まで、自然に凝固してゆくだろう決意を、その自然の成り行きに任せず、敢えて故意に決意を育み、そしてその結心した決意を基に、自由奔放、活発発地に動きまわる、本来の自分のエキス(自分らしさ)をみんなのために十二分に引き出してゆこう! 練習の時だけじゃないよ! 日々日常に!

みんなで花園に行こう!
畑井先輩!ありがとうございました!

2010-10-19 01:16:12 – edit

コメント
攻撃もさることながらデフェンスも良かった。何度かの東筑の福高陣でのモール攻撃も良く防御出来てたと思う。今回は東筑の調子が良くなかったのでこういうことになったと思うが、福高の得意の展開ラグビー、特に早めのパス回しと今回のデフェンスがあれば花園に大いに期待が持てます。FWも主力が揃い、またエースも復活し楽しみです。今後も怪我に注意し福高魂で頑張ってください。

Posted by 福高OB at 2010-10-19 10:50:36