23年1月  福高花園道中記

12月25日、早朝、博多駅を出発!

    新幹線に乗り込む我が子我が子を、
            手を振りながら振りながら、
                     見送る父兄とOB 父兄とOB。

福高ラグビー部は、花園で、暮れ済マスしよーと、、、
いや、大学入試の空襲を1日でも避けよーと、花園に集団疎開を始めました。

びゅわ~んびゅわ~んはしる 青いひかりの超特急♪ 自足にひゃーくごじゅっきろ~

同日、AM11時より、神戸製鋼灘浜グラウンドにて練習。

凍てつく吹雪に、これが生駒下しなるものか? これが! と、

これまで大根おろしの辛さしか知らなかった福高ラグビー部は、その生駒下しの寒風に対し、そーは問屋はおろさじ! と、各々沸々と体内に熱い火をくべるのでありました。

12月26日、AM11時より、神戸製鋼灘浜グラウンドにて練習。

この日の夕方、花園入りの招請を受けていた小生。 勝勢はどうかと、その夕食での部員たちの食べっぷりを視察。

エサとエサの供給の間隙に、少しでも飲ジャリータイムが生じると、皆、箸を片手に、カニとなり、ホテルのお給仕の方を威嚇しておりました。

食べっぷりに異常がないのを確認して、小生も部員たちに緊張と動揺を与えてはいけまいと、大食ぶりを誇示した次第です。

私たちも平均体重アップを目指してます!
おかわりまぁ~だ?

12月27日、開会式。

お久しぶりです!

他校のみんなは、みんなみーんな、練習してきたんですね!

両手、両足を、規則正しく、交互に振って、上げて、振って、上げて、、、

自分が思わず、我が国の閲兵式を中央壇上の高いところから、「ふむ、ふむ」と、いう悦な顔で兵を観守る、一国の首相になったよーな、、、

観る者をして、そー思わせるよーな、
そんな毅然とした他校の行進、行進、でありました。

今日も顔晴ってます!

いよいよ我が子の出番! 
学芸会で、セリフは無いながらも、我が子が舞台中央を横切る場面。

  右手と右足を一緒に出したらいかんよ。。。 
  胸張りそっくりかえって脳震とうを起こさんごと。。。
  優勝旗の先っぽがプラカードの女の子にチクリしたりせんごと。。。

案の定。。。福高ラグビー部の行進は、試験会場に入って問題を視るや、ヤマが180度はずれて青ざめたといった感じ。。。

先導の女の子がトイレに行くと、そのままみんな付いて行ってしましそーです。

ちゃんとちゃんと練習しとけばよかった ↘

最大限の見よう見まねと、ぶっつけ本番の開き直りで、テレンパレンの行進をなんとかギクシャクの行進にまで修正し得ましたが、、、

松井トレーニングコーチに、2人3脚よろしく、前後25人2手2脚の、テーピングを、行進前に施してもらえばよかった ↘

が、しかし、袈裟を羽織れば、りっぱな坊さん。 赤白ジャージィを羽織ればりっぱな福高ラグビー部。 誇らしき、りっぱな、りっぱな、行進でありました!

長~いラインアウトで、誰をリフティングするか?熟考中!
百聞は一見に如かず。 百見は一験に如かず。

12月28日、初戦の日。 対 本郷高校。

KOは、11:15。

車中一泊の行程で、学校関係者の方々がバス十数台で引率してきた、500人を超える福高の現役生徒たち。 そのボリュームを超える、OBの皆さんたちがその周りを、ヒシと、とり囲み、第1グランドのバックスタンドを埋め尽くしています。

西鉄福高前バス停。 非日常の出来事が楽しいね!

頭部に、首周りに赤のネックウォーマー、手に手に赤のメガホンと、福高の紙旗をパタパタ鳴らせて、今や遅しと、開始の笛を待つばかり! 

熱き思いにざわめくその大観衆を、ひとたび福高応援団団長の一声なるや、
老いも若きも、一致一律。 粛然と寂。

なんたって全国大会! 一生の思い出!
井伊の赤備えで福高軍ゾクゾク到着!

規を軸にしての、静と動の応援が始まり、ひとたび福高大応援団の千代原頭が咆哮すれば、応援の思いと思いがひとつのかたまりとなってグラウンドの福高ラグビー部に照射。 赤白ジャージィが、皆の眼に、赤く、赤く、燃え始める。

福高軍ー関ヶ原手前生駒山に布陣
福高見参! いざ 花園の地をば罷り通らん!

前半、(7 : 5)。 福高リードで折り返し!

福高の先制トライ!
欣喜雀躍! 欣喜老若!

両校、厳しいディフェンスの中、がっぷり四つ、投手戦の、シーソーゲーム!

が、、、後半21分、本郷高校のPGが決まって、(7 : 8)。 

  福高、逆転さる ↘↘↘

後半24分、福高の再逆転チャンス ↗↗↗ 

  PGがはずれる ↘↘↘

勝負を決める1mのパット!
万事窮す!

後半27分、本郷高校がハーフラインから50m超のPGを狙う!

 → 本郷のPGはずれ、福高、自陣ゴールライン付近から展開ラグビーの開始!

 → 自陣22m付近で、⑭谷山ノッコンし、万事休すか!

 → アドヴァンある中、本郷FWは素晴らしいラックでゲイン!

 → このゲインで⑭谷山のノッコンはアドヴァン解除!

 → アドヴァン解除後、福高のターンオーバー(マイボールゲット)!

ここから福高!テンポ、テンポで、テンポーの改革の総仕上げ!

ここから、(小生も投稿頂いた方のコメントで知ったのですが、)なんと、8次の攻撃中、延べ24人のパスがつながり、(= 48手を駆使三重六苦して、) 24人目のタスキを受けたアンカー⑪福岡堅樹が左ライン際を2~3人かわし60mを走破! 
左隅にタッチダウンするも、一歩手前で片足がタッチに出てる???

見えた!一筋の光明!トライへの軌跡!
左ライン際の魔術師、⑪福岡。

一方でタッチジャッジが旗を上げている、、、
一方で主審の手もトライを示すよーに上がっている、、、

主審がタッチジャッジの方に何事かしゃべっているよう、、、

もの言いか?? 

高砂審判部長がマイク持って出てきて、説明してくれるのか???

観客席総立ち!

あっ! 主審がつかつかとゴールポスト下に向かっている!

ぴぴーーーっ!

認定トライ!!!

春日原頭笛の音高し!

おおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
りゃ~~~~~

ハイタックルによる認定トライ!
(最後のハイタックルが無ければトライであったの判定。)

総立ち 逆立ち 歓喜 感激 飴 あられ !

欣喜森躍!
大地に仁王立ち!勝利を噛みしめる森監督!

本郷高校が、真っ向から直球勝負してくれたからこその福高のサヨナラゲーム!

あっぱれ福高! あっぱれ本郷!

すばらしき対戦高、本郷高校に礼!
終業時間間際の仕事に、スコアボードもビックリ!

(14 : 8)。 で逆転! 福高初戦突破!

一生の思い出。 感動の宝物をゲット!
子どもたちとともに歓びを共感!

12月29日

明日のKOが朝9時なので、今日は夕メシ食ったら、
すぐ寝ること、、、すぐ寝ること、、、

「すぐ寝ること」 の呪文を、羊の代わりに千回数えて、就寝。

12月30日、2回戦の日。 対 大阪朝鮮高校。

夜遅~く、朝早~い時間に起床!

部員たちとみんなで早朝散歩中、三日月がニッコリと笑っておりましたが、
こーゆー展開になれば、福高ラグビーが勝つ! と、月に嘯く、福高OBも全国あまたにわたって、おられたことでしょう。

いつもの朝メシの時間より早い、朝メシ前の時間帯に、朝メシを平らげ、6時過ぎにホテルを出発。

茶漬けかっこんで桶狭間に奇襲をかける信長か、、、松陰に隠れて早い時間にグラウンドで待ち伏せる武蔵か、、、

とゆーよーな真っ暗な真っ暗な朝満刻に1日が始まる、1日の始まりでした。

会場までのバスの中、約30分の間、こーなったらあーする、あーなったらこーいく、そーきたらこげんやろーもん、と各々黙して移動しておりました。
家宝を寝て待つ、剛の者もいたかもしれませんが。

充満馬力の応援スタンド。
寒風肉裂く冬の朝。

簡易スタンドを設備した、第3グラウンドには、観客があふれんばかり。 
朝早い時間にもかかわらず、通常のメインとバック、対面の観客席のかたまりとはならずに、会場はぐるり四方を取り囲む、ボクシングのリング状態と化しました。

本郷戦の認定トライのデジャビューかと?

前半、5分と8分に、ダブルパンチをくらった福高。 (0 : 12)。

中盤、小結の福高が横綱に、果敢な突っ張りで一進一退に持ち込むも、前半土俵際の時間帯、22分、27分と、ふところ深い大阪朝鮮が、福高のもろ差しをものともせずに連取。 (0 : 24)。 で前半終了。

後半2分。 福高がのろしを上げる。 

「もー1回、骨が折れても、オレがカラダ張るけん、みんなオレに突いてこい!」 と、アゴと鎖骨を折って手術し、まだ25日しか経過してない、福高キャプテン⑮松下真七郎がゴール前のマイボールラインアウトから、3次目の攻撃に相手ディフェンスのわずかな間隙を突いて、左中間にトライ! (7 : 24)。

返ってきたウルトラシン!

福高ののろしが上がった直後、、、

後半5分、7分、12分と、こんどは福高、トリプルパンチをくらう。 (7 : 43)。

勝敗を決めた感のあるこの時間帯と得点差。

ただ、28年間のOBたちが伝えてきてくれた、大事な大事なタスキを、ここで今度は3年生が、後輩たちに伝えるとき。

後半20分、マイボールラインアウト(相手陣22m内、左サイド)から → マイボールモール ⑩-⑭がカットインで入ってP(ポイント) → ③P → ⑮P → ②P → ⑭ゴロパント → ⑮松下キャッチし → 相手ディフェンスを引きずってトライ。 
(12 : 43)。

せなーかに♪ つけーてる♪ マァ~~クはじゅうご~♪ じまーんのキィーックで♪ てーきをぉ撃ぅーつ~♪
福高FWをここまでに引き上げてきたFWリーダーの④岡村! どぉ~りゃ~といけよー!

後半28分に、ゴール前ラックから、No.8にサイドを突かれて被トライ。
(12 : 48)。

ゲーム終了!

応援ありがとーございましたー!
10カラット級のダイヤモンドが眼から次から次から!!

最後は、矢折れ刀尽きるも、福中福高ラグビー部の健在を全国に知らしめた

現役諸君たちに乾杯!

タスキを後進にりっぱに渡し終えた3年生は、福高ラグビー部OB 1年生として、
晴れて入学おめでとう!

1年生2年生は、上級生としての自覚と、責任を、ぎゅっと噛みしめ、3年生たちが渡してくれたこのタスキを、心にしっかり掛けて、リスタートを!

今度は勝つ! また花園で!

<文字にあらわせないお礼を文字で失礼いたします。>

このたびは、地元の皆様をはじめ、学校関係者、OB、ご父兄、の皆さま方から、たくさんの温かいご支援と、熱き応援のおかげさまをもちまして、福高ラグビー部が、花園でのゲームに集中できる環境を作っていただきましたこと、ほんとうにほんとうにありがとうございます!

28年ぶりに咲いた今回の美しい花も、その28年間、OBたちをはじめ多くのお蔭さまのお力添えを頂いたからこその賜物だと、感に堪えません。

福中福高ラグビー部の歴史ある豊饒な土を、現役諸君がこれからも今まで通り日々、ますます耕していく中、森監督はじめ、牟田口部長、スタッフ一同、次なる美しい大輪の花が咲くのを見守って行く所存です。

応援ありがとうございました! 

そしてこれからも応援よろしくお願いいたします!

明日に向かって撃て!

<花園での登録メンバー>

1.牟田口享平(3年) 2.熊谷圭晃(3年) 3.井之上亮(3年) 

4.末永健雄(1年) 5. 瀬尾優大(1年) 

6.奥山道陽(3年) 7.兼久賢章(3年) 8.西田怜(2年) 

9.中尾康太郎(3年) 10.寺川賢太(2年)

11.福岡堅樹(3年) 12.高井勇貴(1年) 13.樺島雷人(2年) 

14.谷山俊平(3年) ⑮.松下真七郎(3年)

16.岡村晋治(3年) 17.満田悠暉(3年) 18.山口和慶(1年)

19.光安綜一郎(2年) 20.榊賢太郎(1年) 21.長谷川悠成(3年)

22.峯祥文(3年) 23.安部健太郎(2年) 24.小江智大(2年)

25.鈴木尚(2年) 26.十川 晃一(3年)

2011-01-09 09:02:10 – edit

コメント
道中記を読んで花園で観戦した時の興奮がよみがえり、目頭が熱くなりました。選手たち、花園での感動本当にありがとう。本郷戦での逆転トライは福高のこの1年間の集大成ではなかったかと思います。3年生は次のステップに2年、1年生は次の戦いに頑張ってください。応援してます。

Posted by 福高OB at 2011-01-09 09:47:46