24年4月  筑紫丘高校(練習試合)

桜 が 満 開 で す 。

  花の下にて眺むれば、
     ひとつ ひとつが、赤ちゃんの お手手のよう。

  遠く、はるかに、風景として眺むれば、
     お祭りの露店でちっちゃな子がせがむ、あのピンクの綿菓子のよう。

春ですね~。

2歳と701ヶ月の森監督。

そのサクラの、今を謳歌する 生の輝き を観るにつけ、、、

なにか、自心に、ほこほこ としたぬくもりの湧き出ずるを感じ、、、

また、旅立ちの勇躍といったものの芽生えにも気付いては、心楽しくなる、、、

一方、春風が、あっという間に、花々を、舐め尽くし、その花々の楚々とした
  幕引きの寂しさに、うろたえ、、、その花々の颯爽とした引き際の潔さを、
    日本人の心情は、なぜか、はかなく、せつなく、愛でてきたのでありました。

ポエムですね~。

ピッカピカの一年生!

さて、我が福高ラグビー部が、今、謳歌しているところの、
            生の輝き、、、の方に目を向けてみることとしましょう!

4月8日(日) お天気ぽかぽか、福大人工芝グラウンド。

  今日の練習試合のお相手は、筑紫丘高校さん。

柵の中でお昼の運動中なのは、中川、小鶴、両服役者

筑紫丘高校さんとは、先の新人戦準々決勝戦(1/22) 以来のご対面。

その、先の新人戦、3試合(明善、筑紫丘、東福岡)では、福高チームの逸る野生が、先に、先にと、先走り、、、足元見えず、3歩先を足元として誤認したまま、、、
いわゆる浮き足立ったまま、新人戦が終わってしまった感のあった福高でした。

しかし、ここ2ヶ月余の千代グラウンドでの練習と、他校さんとの練習ゲームを通じ、徐々に 徐々に、その足元が見え始めてきたよーです。

リバウンドが恐くてダイエットしない井上BKコーチ。

今日は、筑紫丘高校の、激しいタックルと、ブレイクダウンを、ぜひとも凌駕した上で、福高ラグビーをますます研磨していきたいもの。

花園出場で坊主にするという郷原FWコーチ。花園までは髪を絶対伸ばさないという牟田口部長。

15時 KO。

前半5分、
グラウンド中央付近での福高のノットリリースザボール(タックルされて倒れた後もボールにしがみついてボールを手放さないペナルティ)から → 筑紫丘ペナルティタッチ → YL(ヤンボールラインアウト、自陣22m付近右サイド)) → 筑紫丘にモールで押され → G前でラックになったところ → ラックサイドを突かれての被トライ。 → 筑紫丘先制。 (0 : 5)

瞬 眠 そのトライを 覚えず、、、  しょっぱな かまされた福高は、、、

  シュン ↘ 省  一刻  アイタ  先制!

チームをグイグイ先導する⑩高井キャプテン。

でも大丈~夫! 

前半10分、
相手のキックを福高がカウンターアタック → ⑮ー⑧ー⑪ でトライ。 (7 : 5)

チームをグイグイ後押しする⑤瀬尾副キャプテン。

前半13分、
MS(マイボールセンタースクラム)から → ⑧持ち出してP(ポイント) → ⑩がディフェンスの裏へゲインし、ライン際を上がってきた⑭へ、フラットパス(スローフォワードではない平行に近いパス) → ⑭、40m走って右中間にトライ。 (12 : 5)。

チームをゴリゴリ引っ張り上げる⑧末永FWリーダー。

  <前半の反省> → タオレコミのペナルティが多い。 
              → ⑧末永の味方フォローへのパス。

プレースキッカーの役割が回ってきた若菜俺な?

前半19分、
ML(相手陣10m付近、右サイド) → 左⑩P → ③P 
→ ⑨-⑫若菜スペシャルが縦にスッと抜けて → 左フォローの⑧にパス 
→ ⑧正面にトライ。 (19 : 5)

⑫若菜スペシャル

前半29分、
YL(自陣22m付近、右サイド)で → 筑紫丘の ウエストオブタイム(ラインアウトでの投球まで時間がかかり過ぎたペナルティ) → 福高のハリー攻撃が左ラインにボールを回し、⑪のスワープ(斜めに走って対面ディフェンスを走力でずらし、ずらした後、Gに向かって一直線)で60m独走。 (24 : 5)

  <前半のいいとこ> → ラインアウトでの相手へのプレッシャー
     ※ 松井コーチのストレッチで、腕をあと3cm、指をあと1cm伸ばそう!

早よしたかー!

  - ハーフタイム 始 -

ここで、突然、恥ずかしながら、JR拙者運行時間の方が急に気にかかり始めたんです、、、出発間近となり、由紀さおりが下腹のあたりでグゥ~ル~ルルル~と歌いだしたもんですから、急きょトイレに急行となって、グラウンドから数十メートルしか離れていない、男性専用車両の大の車両の方に駆け込み乗車を試みました。

が、が、が、なんと、生憎、一つっきりしかない、その大の車両に、
           な、なんと、生憎憎、先客が潜んでいやがったんです。

さて、この緊急我慢レベル、10 の事態で、我が頭上に、ある天啓といったものが突然のごとく、舞い降りてきたんでありました。 

私、この状況下で、ラグビーにおける、ある一大発見をしてしまったんであります。

ディフェンスの時こそ、一歩ゲイン!一歩ゲイン!

それは、、、

  ・相手インゴール間近となって、あと、こーこーしたらトライ! となった時点にお
   いては、ゆめ ゆめ、決して、油断をしてはならない、、、

  ・また相手を意固地にさせ、敵陣に長いこと糞ばらせてもいけない、、、

    という、二つの真理(心理)、を発見したんであります。

抜けたらパスしてフォロー!

天啓のひらめいた小生、、、大の人の意固地を解き和らげ、また、サッサとその糞ばりを終わらせるべく、サッ と小を為した振りして、一旦ここは退却、、、

退却したふりをして、出入口付近に潜伏、、、

えっさかほいさと、球を運ぶ飛脚は④山口。

人気のないのを感知して、まんまと安心してくれたのか、、、間もなく、目的の密室から、カラカラと金属音の笑い声が聞こえ、間もなくジャーッ!

ここで、さっき、駆け込みで、足音せわしく、小の用を足しにきた人とは違う、また別の小の人が、新たにやってきた、と、大の人に思わせるよーな、鷹揚とした足取りを鳴らせて、再入場。

もう一度、小を為す振りをしながら、手洗いを済ませて出て行く、大の人を背中で シッ シッ、と見送る、、、と、ここにきてやっと、目的のワンルームへダッシュでイン!

先人も言われた通り、「小人閑居して大を為す!」ですね。

 ※小を為す振りをしている最中、第3者によるインターセプトには注意して下さい。
  
 ※目的のワンルームへダッシュでイン!を果たした際、紙 も 仏もない ウン命
   に遭遇した場合、あとは、各人の創意工夫によるしかありません。

豊田チャン。汐理のテーマはチャコの花園物語

と、安心時にこそ魔が潜んでいるので、十分注意し、心準備をしっかりしておかねばならない、、、まーこーゆー心理を発見しましたので、部員諸君にぜひともお知らせしたいと思い、ここに我が恥を忍び、勇気を出して記した次第です。

  - ハーフタイム 終 -

福高テンポラグビーのハンドル役、⑨吉松天成。

後半、しょっぱなから、ガマン、ガマン、で、福高の守り勝ち。 

しょっぱな、ガツン! とかますと、歯車がうまく回りはじめる、あの方程式!

守って、守って、福高の歯車のゼンマイがキリキリィーっとネジを巻いたころ、、、

後半10分、13分、17分、23分、28分、30分と、福高の全国チェーンテンポ展開。

  福高A 62 (24 : 38) : (5 : 0) 5 筑紫丘A    で、ゲーム終了。

小さな石鹸肩々鳴った~の松尾。

この後、B戦20分、1本を行いました。

  福高B 5 (1本) : 17 (3本) 筑紫丘B

       ※ FWからBKへ転向した石井(今度2年)がWTBで初トライ!

博多中の後輩、石井柊斗。

次の練習試合の予定は

  ・4月14日(土) 15時 KO

      対 東筑高校   <於、さわやかG>

  ・4月15日(日) 12:30 KO

      対 全宮崎   <於、さわやかG>

                ※ 同日11時KOは、小倉高校 対 全宮崎

春はあけぼの やうやう白くなりゆく生えぎは 少し明りて 紫だちたる眉の 太くたなびきたる

<スターティングメンバーA>  ーA30分 2本ー

  ①大穂(2年) ②榊(3年) ③近藤(3年)

  ④山口(3年) ⑤瀬尾(3年)

  ⑥平田(2年) ⑦柳(2年) ⑧末永(3年)

  ⑨吉松(3年) ⑩高井(3年) 

  ⑪本田(3年) ⑫若菜(3年) ⑬渡辺(2年) ⑭谷川(3年)

  ⑮高屋(2年)

    後半0分、①大穂 OUT。 小田部(2年) IN。

    後半13分、③近藤 OUT。 大穂 IN。 

<スターティングメンバーB>  ーB20分 1本ー

  ①小田部(2年) ②和才(3年) ③近藤(3年)

  ④松尾(3年) ⑤成清(2年)

  ⑥平野(3年) ⑦野田(2年) ⑧瀧本(3年)

  ⑨諌山(2年) ⑩高屋(2年) 

  ⑪川津(2年) ⑫渡辺(2年) ⑬上村(2年) ⑭石井(2年)

  ⑮本田(3年)