24年6月  小倉高校(九州大会県予選3位決定戦)

人は、自慢と、言い訳、他人との比較、こーいったものが、大 大 好 き です。

ただし、人前、世間体、社会性という、防壁が常に周囲をとりまくため、心からほとばしる本当に言いたいことは、なかなか世間には言い出せません。 

ジェントルマンたるもの、武士たるもの、福高ラグビー部たるもの、さらっと過去は水に流して、明日を行く! と、、、こーあらねばいけないのであります。 

心からほとばしる本当に言いたいことを、愚ダ愚ダ、言ったら、、、言った、言った、今言った、、、と、世間が、とてもとても、許してはくれないんです。

足裏ツボマッサージ。 もら円/15分コース

一方、世間が求める、この、こーあらねばいけない、は、個々人に、大変強烈なストレスを伴って、ガスを密閉させてしまうという事実も、みなさん心に手を当てれば、
むべなるかな、と首肯されるのではないのでしょうか。 ではどーすればいいか?

私が割腹いたします。

あいやっ、御止め下さるな、
拙者、福中福高藩、お家存続のため、見事、割腹果たして進ぜまする。

福高ラグビー部を代表して、いや、福高ラグビー部の後ろ盾なしに、
私、皆々様方の心にくすぶる大量のガスを、母校のため、部員のため、皆さま
のため、自分のため、一身をもって、ここにいっぺんに吐き出してさしあげます。 
ぜ~んぶ、ぶちまけてさしあげます、、、

これを着て、強い正義の赤レンジャーに変身!

いきますよ!

だいたい、福高は東福岡高校に、負けとらんとです!

15人対15人で、男の勝負ばしょーぜ! 
と言って、闘いよったところに、途中から5~6人の加勢が乱入してきて、福高の本陣に、何度も何度も、攻め込まれたとです!

今日は試しにキックばせんけん、お手柔らかによろしくね! 
と言っていたのに、インターセプトしてきたりするんです。 で、こっちも、そっちがそー来るなら、と、インターセプトせざるを得なかったんですが、、、

最後の東福岡のトライは、一番端っこだったんで、東福岡のキッカーが同点を狙う、コンバージョンの準備するのに合わせて、私など、両肩をブルンブルン回しながら、バンザイの準備までしていたんです!

今日は陽射しが強いので帽子やヘルメットをかぶった方が見受けられます。

あ ~ ~ 苦 や し い ~ ~ ご ~ ろく! 

こんだー ぜぇ~ったい ヒレ勝つ、ロース勝つ、
                どーしても、というなら、ミックス勝つ!

ハイ! 
こんくらいで、みなさんもう、おなかいっぱいになったんではないでしょうか?

福高ラグビー部ファンの皆様方の心の中のガスは、
                これにて、きれ~いに排出終了!

今日から、立派なジェントルマンに再起し、
                明日の福高ラグビー部を応援してゆきましょう!

④山口のキックは、視線の方には飛んでいません(注)

ということで、、、

6月3日(日) 3位決定戦、決勝戦の2試合。

場所は、春日公園球技場。

滑って転んでオオイタ県(湯布院の手前でホントに転びましたが。)のよーな、まるでアイスホッケーのゲームを観てる感のツルツルツルツル滑るグラウンドでした。

福高の応援団は女の子が多いんだぜぃ!ハードボイルドだろっ?

3位決定戦、福高のお相手は、小倉高校。

11時KO。 
30度に近いんじゃないかと、汗ばむ、強い強い日差しの中、スタンド席は満員。

お母さま方は、今日の天気予報を、事前に情報収集されてきた模様で、日除けのため、目尻以外は全身、隈なく、くまなく覆うイスラム圏ファッションでもって、紫外線のゲインを一歩も許さず、固い、固い、ディフェンス網を構築しております。

男性陣は、今日の天気予報を、事前に情報収集されてたはずなのですが、半ズボンの太ももや、スキだらけの顔面を、陽に晒したことで、じわじわとその部位が紅潮を始め、トライ時には手拍子を打って喜声をあげるなど、まるで花見の風景から、酒と桜を取り除いた、、、といった風情。

ゲーム後⑤瀬尾のところに顔出しての記念撮影は1回500円。

前半1分。
小倉のKO → ④山口キャッチMR(マイボールラック)で、福高いきなしペナ(ラックに横から入った) → 小倉PG(左45度、22m)決まって、小倉先制。 (0 : 3)

今度は福高のKO → ダイレクトタッチで、YS(センターヤンボールスクラム)

と、福高は、しょっぱなからミスの連続で、、、
         なにか嫌な胸騒ぎの予感もする、ゲームスタート。

蹴鞠をしながら走れると世界トップのWTB。

前半10分
ML(マイボオールラインアウト、相手陣22m先、右サイド) → 福高左へ⑩-⑬P(ポイント) → さらに左へ⑩-⑮-⑧ゲイン → ⑧-⑪に思いやりのパス → ⑪左コーナーから、広いインゴール内を中央まで走ってトライ。 
福高逆転。 (7 : 3)

こっち向いてドンして!
あっち向いてホイ!

いっや~、滑りますね。 人工芝がスパイクに、しかと 引っかからないんです。 

人工芝の全面張り替えは、昨今の経済事情では、予算的にムズカシイ、トテモ、トテモ、、、とのお上の口上に対し、下々の民間 人工芝販売業者には、ひとつ奮起してもらって、今だけ無料1000本増毛キャンペーン、、、まずは22m内右半分のみ無料植毛、、、とか何とか言って、強く、果敢に、営業してもらいたいものです。 

次回からは、毎年の予算分に応じて、徐々に徐々に、植毛を進めていくこともできます、、、とかなんとか言って、とにもかくにも、ひとところにきれいな人工芝を生やしてしまえば、もうこっちのもんです。

あとは匿名大多数の世論が、
     ありゃいくらなんでも可笑しかろーもんと、後押ししてくれますから。

⑭北﨑(左)62kg。⑩井上(右)57kg。両者アジノフライ級の1年。

前半21分
MS(相手陣22m先、左サイド) → 右へ⑩-⑫⑬カラー⑪-⑮で、福高追加点。 
(14 : 3)

⑧末永が獲物に喰い付く直前(NHK地球ふしぎ大自然より)

前半30分
小倉PG(右45度、22m内)決まって、小倉得点。 (14 : 6)

⑩チャップリンの「モダンハーフタイムス」

ハーフタイム

小倉高校のディフェンスがいいですね。

福高も、キックをせん!といったらキックをせん!
           でゲームを進めた、この前の東福岡戦同様、かたくなに、、、

今日の小倉戦も、オープンに回す!と言ったら、オープンに回す!
    で、ブラインドには決して球を回さん!と、ゲームを進めておりました。

⑪本田のKOの視線はフェイントです。違うとこに蹴ります。(注)

新人戦、今回の九州大会、花園予選、は、ホップ、ステップ、ジャンプの3段跳び。

今、福高はステップの中腹で、次なる大ジャンプを模索研究中、といった、ゲームメーキングよりも、自分たちの可能性に挑戦する、伸びシロ広い、ハツラツ常勝軍団。 

うちの監督の胃袋の大きさと、器の大きさに合わせ、、、
部員達もここにきて、福高ラグビーの器を、もっと もっと 大きくしよーと、卒啄同機なる鳴動をおこし始めてきたた模様。

カシャッ! 油断したパソコン前のあなたを今1枚撮らせていただきました。
カチャッ!今背後で奥様のご機嫌斜めのお茶碗洗いの音が鳴りませんでしたか?

後半9分
MS(自陣22m付近、右サイド) → 福高の3次目の攻撃中に、⑥平田ノッコン → YB(ヤンボール)継続となって → 小倉左に素早く攻撃を仕掛けP → またまた素早い球出しは⑥縦にドンッと、ゲインし、縦への最短距離で福高ディフェンスの裏に抜け出たため → そのまま⑥のG正面へのトライ。 (14 : 13)

1点差! コンバージョン中、脳内の過去の引き出しから漏れ出るいやーな予感。

安来節での練習効果が徐々に出てきた⑨吉松。

も、

後半15分
ML(相手陣左サイド、22m先) → 福高6次目の攻撃は、⑩-⑫-⑤-⑪で左中間にトライ。 福高追加点。 (19 : 13)。
 
 ※⑧末永、ヒザにカツが入ってOUT → ⑳諌山、⑥へIN。 ⑥平田⑧へ。

①大穂の突進!(たぶん驚いた顔で相手を驚かそーとしてるはずです。)

ここから福高、攻めるも、攻めるも、とどめを刺せず、、、

ML(相手陣22m手前、左サイド)からの、福高の14次目の攻撃でノッコンするも、その前に小倉のペナ → ML(相手陣22m内、左サイド) → 福高3次目の攻撃で、小倉のハイタックルのペナ → 福高はスクラムを選択 → MS(相手陣G前、右サイド) → 福高3次目の攻撃で小倉タオレコミのペナ → 福高ペナタッチ → ML(相手陣G前、右サイド) → 福高5次目の攻撃でノットリリース、、、
と、もう1ッ歩 届きません。

⑫高井のパス!(たぶん高井は後ろの横断幕の字を書け!といっても書けないです。)

小倉のペナタッチからの攻撃はハーフライン近くまで届きますがノッコン → MS(ハーフライン先、右サイド) → ⑩-⑫-⑪-⑮は、タッチライン際、踏ん張りが効かず → YL(ハーフライン、左サイド) → 小倉ノットストレート(福高のプレッシャーをかなり意識している模様) → MS(ハーフライン左中間) → 福高の6次目の攻撃で、小倉⑭のハイタックルはシンビン退場。

⑮高屋(うちの息子です)←今日のカメラマンは高屋さん。

残り4分。

ML(相手陣22m内、左サイド) → 福高の攻撃はテンポが遅く、8次目ついに失速し、福高がラックに横から入ったペナ → 小倉ハリーで攻撃 →  福高ノットローラウェイ → 小倉ハリーで攻撃 → ⑨-⑬-⑮-⑥ と福高ピンチ! に見えたが、⑥-⑪へのパスが福高ディフェンスのプレッシャーを受けて、⑥のノッコン。

MS(自陣22m先、右サイド) → ⑫高井キャプテンがタッチに出して笛!
                                     (19 : 13)。

高井キャプテン(左端)の姿勢がカッコよか!

いっや~! 冒頭の虚言、戯言は撤回、撤回、朝令暮改。

小倉高校のディフェンスは雲霞のごとく群がり、よく走っていました!

さすが小倉高校さんです。

視線は応援団。頭の中はお弁当。

これで、現時点、福岡の高校ラグビー戦国時代 いよいよ幕開け! といった感じ。

さあ、オモシロくなってきましたよ、、、

これからの練習試合、夏合宿を、それぞれのチームが、それぞれのカラーで切磋琢磨してゆくことと思います。

その切磋琢磨で蓄えた跳躍力をもって競う、秋の花園予選まで、福高は伸びシロ広く、気宇大きく、志高く、福高ラグビーを地道に地道に、育ててゆこう!

小さな完成よりも、大きな不完成を目指して!

福高ラグビー部への応援よろしくお願いします!

視線も、頭の中も、ただただお弁当。

 ※ 決勝戦(12:30 KO)は

    東福岡  41 (19 : 22)  :  (12 : 7) 19  筑 紫

      で、東福岡が優勝。 両校の九州大会での活躍を期待しています。

<6/3 のスターティングメンバー>  ー30分 2本ー

  ①大穂(2年) ②小田部(2年) ③近藤(3年)

  ④山口(3年) ⑤瀬尾(3年)

  ⑥平田(2年) ⑦柳(2年) ⑧末永(3年)

  ⑨吉松(3年) ⑩井上(1年) 

  ⑪本田(3年) ⑫高井(3年) ⑬渡辺(2年) ⑭北﨑(1年)

  ⑮高屋(2年)

  16.瀧本(3年) 17.和才(3年) 18.平野(3年) 19.松尾(3年)

  20.諌山(2年) 21.石井(2年) 22.上村(2年) 23.川津(2年)

  24.成清(2年) 25.平(1年)

  ※交代は、後半15分に、⑧末永OUT → ⑳諌山、⑥へIN。 ⑥平田⑧へ。

2012-06-05 22:54:16 – edit

コメント
小倉のデフェンスはすごかった。後半あれだけ連続攻撃をして1トライ。今後の課題がみえたと思う。まあ、ステップの段階だから良しとしよう。後半は福高がほとんど攻撃していたので負ける気はしなかった。攻撃のバリエーションを増やせば得点能力はさらに飛躍すると思う。秋を楽しみにしている。

Posted by 福高OB at 2012-06-06 06:52:48
私は熊本高校のものですが、同じ公立進学校としてとても尊敬しています。ヒガシとの熱戦、小倉戦と痺れました。
いつか試合できるとうれしいです。

Posted by 熊本人 at 2012-06-11 07:51:04

小倉のデフェンスはすごかった。後半あれだけ連続攻撃をして1トライ。

本当にそう思いました。あれだけテンポよくリサイクルしても、小倉ディフェンスはまったくほころびませんでしたね。よく福高の攻撃をよく研究していたのではないかと思います。
ああいう状況では、ハーフから直接FWがトップスピードでFWサイドを2・3度ついて、相手のFWのサイドディフェンスを崩してからBKに供給したら効果的だったのかな、と思いましたがどうでしょうか。
本当にベスト4チームは紙一重。
福高は現時点でもとても強いですが、まだまだ伸びると思います。今から夏を経て秋へ。一日一日の練習を本気で取り組んでください。本当に楽しみにしています!

Posted by 福高 at 2012-06-12 00:10:37