7月29日(日)
OB総会が行われました。
2年前。
28年ぶりに花園に出場し、本郷戦、大阪朝鮮戦を観て、、、
あーもー思い残すこたない、、、よーやった。 よーやった。 ということがあり、、、
毎年、毎年、今年こそ、今年こそ、と、福高の花園出場を脳裏に描き、ここまで来たが、来し方を振り返ると、なんとまー俺はこんなにも歳をとっておった、、、あーもー思い残すこたない、、、と、おっしゃられていたOBの方々が、あの時は、多く散見されていたものですが、、、
教室に入ると学生気分!
ここ数年、そんなお年を召した福高ラグビー部のOBとの会話に交ぜてもらったことで、この会話からくるパターンと、傾向、また、その裏に隠されたOBの実相心理、そして、このパターンの穏やかな収束方法、、、
こーいったことを、実はわたくし、図らずも貴重な経験として習得させていただいたんです。 その習得させていただいたところのものを、ここに、あなただけ、ここだけの話、こっそり、誰にも言わん、という約束で、公開させていただきましょう。
迷惑クラブの現役SO、日野先輩(福高ラグビー部OB会会長)
まず、このパターンは、必ず、「序」 「破」 「急」 の3段階で進行します。
①「序」の段
はじめに、「序」の段で、過去のきらびやかな福中福高の栄光話に花がポツポツと咲き始め、段々と興が乗り始め、ついにはそこここと百花繚乱に、輝かしい歴史秘話の数々が咲き誇るんであります、、、
②「破」の段
次の、「破」の段になると、車座の中での誰かが、漢文の五言絶句を一句しめやかに口ずさみます、、、すると隣の方がその五言絶句のバトンを阿吽の呼吸として受け、お隣、お隣、と、座に、漢文のリレーが始まるんであります。 最初はしめやかなるピアニシモの小さな音でスタートしたこの漢文リレーは、韻を踏むに従って、段々々々と、その音量がフォルテシモに向かってクレッシェンド化し、興奮が、口吻にあらわれ、今の世の公憤にまで行き着く、といったパターンが発生ます。
③「急」の段
最後に、「急」の段。 この段で、いよいよ、全員の、いま立ち上がらずんば、、、の気がムズムズと再起し始め、、、その気が最高潮に高揚!、、、で、全員にウッと熱いものがこみ上げ、、、あーもー1回だけ花園に行ったら、、、もー思い残すこたない、、、もー1回だけ!
と、こー 「序」 「破」 「急」 と、パターンが進行してゆくんでありますが、、、
間接照明で節電に協力する牟田口部長。
大事なことは、このパターンの穏やかな収束といった処置であります。
それは、「序」 「破」 「急」 を余韻をもって拝聴した、そのとき!
「いやいや! お心強くお持ちになってください!」
「今年は2年前の、記念大会枠(福岡県から2校出場)という温情に甘えることなく、ドードーと福岡県のトップとして花園に行こうではありませんか! これを観らんことには、まぁ~だ まだ、先輩にはお元気でいてもらわないと、どーするんですか? 福中、福高の連綿たる歴史の生き証人の先輩が、おらっしゃーだけで、部員はじめ、われわれ若手OBも、その薫風をじかに嗅げるとです。 さあ今年を節目に、もー1回だけ!なぞとは以後おっしゃらず、今年から福中福高ラグビー部の黄金期がまた始まると思って、いっしょに毎年、花園に行こーではあ~りませんか!」
と、
これが最善、穏やかなる、収束なんであります。
「~ あーもー1回だけ花園に行ったら、、、あーもー思い残すこたない、、、」
そのお言葉の裏に隠されたOBの実相心理というものを十二分に汲み取った、最善の収束方法なんであります。
比較的、若手OBの中西先輩(高36)
さあ! とゆーことで
今日24年度のOB会には、そんな長寿の源を胸に秘めた元気なOBたちが福高の教室を一クラス分埋めるばかりの人数で参集していただきました。 お越しいただいたOBの皆様方には、炎天下の中のお運び、誠にありがとうございました。
◇ 故人に黙とう
・加世田先輩(中20)、二井先輩(高9)、三野先輩(高11)、滝尻先輩(高33)、
竹田先輩(高47)が昨年度お亡くなりになられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
◇ 会計報告のご承認をいただきました
・三野(高11)先輩のご遺族からご寄付いただいた50万円で、練習ゲーム用の
MINOジャージを制作することといたしました。
・ゴールデンオールディーズへの福高チーム(福高ダレセンズ)参加に対し、
40万円をOB会から補助することといたしました。
若手OB会会長の藤先輩(高41)
校内の総会会場を後にして、隣(青松高校前)の千代グラウンドへ移動。
金網の向こうからリンゴやバナナが投げ込まれてきそーです。
◆ OB戦(現役Bチーム) <20分×2本>
前半2分 → <現役 0 : 5 OB>
前半5分 → <現役 7 : 5 OB>
前半8分 → <現役 7 : 12 OB>
前半15分 → <現役 14 : 12 OB>
前半17分 → <現役 14 : 17 OB>
前半21分 → <現役 19 : 17 OB>
※ 後半はお互いに無得点。
「花園」を冥途の土産にどーしても持ってゆきたいOBの皆様
◆ OB戦(現役Aチーム) <25分×2本>
前半 → <現役 31 : 0 OB>
後半 → <現役 22 : 5 OB>
千代グラウンドは真ん中辺が禿げています。
超若手OBたち
17時半~ 博多駅東の八仙閣会場で、OBと現役との懇親会!
<中華料理 対 自分の胃袋 >まもなくKO!
高53回の岡田、森田、大和先輩に、会場の受付、進行をバチッとしていただき、
高55回の時枝先輩が、若手OBを代表して、フレッシュで元気な乾杯の音頭をとっていただきました。
「ありがとうございました!」
子供たちは卓を回すのももどかしく立って箸を伸ばし食べています。
中華料理を囲んで、OB同士で盛り上がり、現役同士で盛り上がり、
現役の学年別対抗、大盛麻婆丼早食い競争を、よーい丼で始め、
クイズでは、試験の問題などで正解を当てるのが大の苦手な高井キャプテンが、
森監督の誕生日を3択でピタリと間違え、やはり会場のみんなの期待に見事応えておりました。
周りの状況を観れるよーにまで成長した近藤(右端)
次に1年生新入部員の自己紹介。
谷川と瀬尾の場面では、それぞれに、3年の兄ちゃんを 「兄ちゃ~ん!」 と呼ばせ、壇上で兄弟ペアリングの自己紹介をしておりました。
また、平と藤田の場面でも、それぞれに、会場にいるそれぞれのお父さんを 「お父~さ~ん!」 と呼ばせ、同じく親子ペアでの自己紹介をしておりました。
観てて、ほほ笑ま、、、恥ずかま、、、しいとこもありましたが、
とっても、面白、、、面はゆ、、、かったですね。
瀬尾兄弟
藤田親子
会の締めは、千代原頭の唱和。
OBも現役も、少年となって、厳粛に唱和を終え、
次回グラウンドでの再会を約して、楽しく閉会。
花園に向け、福高、再発進! スロットル全快!
千代グラウンドのゲームに、応援に来ていただきました、
OBの皆様、保護者の皆様、応援する会の皆様、、、
当日は暑い中、足を運んでいただき、応援ありがとうございました。
また懇親会に参加していただいたOBの皆様、
会場の八仙閣のみなさま、ありがとうございました!
書中お見舞い申し上げます!
2012-07-31 23:54:21 – edit
コメント
又、行きたかバイ
今度は 少しでも前へば実行せんと後輩の誰もが明治大学の事ば忘れるごたる でもあの炎天下、昼も夜も監督、部長、選手他関係者の皆様ご鼓楼様でした。 福高20回卒業
Posted by 多保 敏行 at 2012-08-19 15:23:57