20年12月 荒尾高校(練習試合)

12月23日(天皇誕生日)

松村キャプテン率いる新チームでの初ゲームはさわやかグラウンドに於いて。

お相手は荒尾高校(熊本)さんです。

ウ~~サブっ!

冬至を超え、これからは陽が長くなるばかり。 とはいえ、これから、小寒 → 大寒 と寒さがいよいよ厳しくなっていくのを予告をするような寒空でした。 さわやかグラウンドには、二本足で立った黒や紺の、みの虫たちがたくさんいましたが、これは寝袋のようなダウンコートで隙間なく防寒をした、観戦にお越しのOB、父兄の大人たちです。

一方、部員たちは鳥肌立った、りっぱなモモ肉やホホ肉を自らパシパシ叩いては、
透明ホッカイロを即製し、寒に備えていました。

今日は30分2本、25分1本の予定。 

③田原が今日の一番。強く、よく走り、安定感増。

まず、30分の1本目(前半)は11:06 KO。

福高スクラムがもうひとつ。 3分にMS(マイボールスクラム)をターンオーバーされ、
⑨番にブラインドへ持ち出されて先制トライを、い献上~。           (0 : 7)

スピードスケーターのごたーですね

両チーム小さなミスを交互にくり返し、しっくりいかない展開。

相手の足を踏んでしまう社交ダンスの展開。

10分、福高はペナルティからハリーで回して同点のトライ&ゴール。     (7 : 7)

これこれ。

13分、YKO(荒尾高校キックオフ)がダイレクトタッチ。
センターMSから⑨福岡がゲイン→⑩中尾につないでトライ。        (14 : 7)

うんうん。

30分、福高ノッコンのボールが相手へのナイスパスとなり、
インターセプト気味なカウンタートライ。                     (14 : 14) 

まあまあ。 で前半終了。

③番、太か。 うちの井之上リョウと結びの一番を組ましたい。

後半は福高スクラムが強くなり、ポイントの近場も福高FW縦への突進力強く、

スムースな球出しが続き、福高のテンポとなる。

キックの少ない展開ラグビーは、
今ではすっかり福高ラグビー観戦の醍醐味となりました。

かわさんどくといいプレイになる谷山(左)

6分、⑮谷山、嗅覚のよさがいい方に出て、
カウンターアタック40mを走り抜けた。                     (19 : 14)

12分、⑬松下、一歩でもゲインして、外の⑫白石へパスするつもりが、相手ディフェン
スを引きずって、結果インゴールまで進んじゃったトライ。          (26 : 14)

20分、これも嗅覚の利く川上が、いいパスを、いいところでもらって、
ごっつぁんですトライ。                                (33 : 14)

ウィン ぐーっ!

3本目(25分)は、そろそろ腹が減ってきた12:27KO 。

みんな中々サマになってきたとです。

この25分ハーフでは福高が6本とって(36 : 0)のスコア結果でしたが、
福高は選手たちがいろいろと試しているのが垣間見えてとても頼もしく思えました。

18分の、CTBが手伝ったが最後はFWでとったトライでも、⑧水上がピック&ゴーをくり返してはFWでとるプレイにこだわりを持ち、何かを模索していたようです。

⑥キャプテン松村につく④岡村は成長期待株。

プロップは川上、牟田口、田原、井之上と、今年度は層厚く、走れる重量級がそろい踏み。 特に田原はディフェンスもいいし、縦への威力も増したよう。 井之上のあびせ倒しのナイスタックルはターンオーバー → 即、右オープンでのトライに結実。

第2列は、重、阿部に、1年の岡村や満田が付いてゆく。

3列は、松村、土持、水上、熊谷~~~と続けていこうかと思ったが、止めにします。 

というのは、一人一人の可能性の芽がそれぞれどこのポジションですくすく伸びるのか、といった色々な可能性を探る練習試合でもありましたがために。

KOキャッチから、⑦土持の縦への30mゲイン走。

①川上がCTBに入ったり、BKでも、山なりの ふぉんわかパスを放る福岡が今日は⑨で出たり、⑩~⑮もめまぐるしくポジションを変えに、替え、代えに、かえて、そのあるべきポジションに向かってシャッフル!シャッフル!されました。

今シャッフルされている福高チームは、ひとまずは新人大会で一つの沈殿層(ポジション)をつくるでしょうが、今年のチームは一人一人の潜在力をどんどんシャッフルして、生き生きハッスルチームとして顔晴ってほしいものです。