21年2月  修猷館高校(新人大会県予選準々決勝)

2月1日(日)。 於、グローバルアリーナ。 13:37KOの 順々↗ 決勝は、福高が修猷館高校に 29:15 のスコアで勝利しました。

今日の福高の一番の収穫は、「競って勝つ」の果実を手にし、味わったことです。

一つ一つの技術やチームプレイの決めごとはこれから修正していくとして、

なにより、時間の進行と点差との関係が集団心理に与えるもの、その心理がまた正直にプレイに、メリットとして、またデメリットとしてあらわれるという貴重な体験学習を、修猷館高校さんのおかげで、おおいに学ばせてもらいました。

周りに人がいないのを確認してから一緒に雄叫びましょう。

前半、福高風上。 ゲームの進行は、まず、自陣YS(ヤンボールスクラム)からの修猷館の球出しを福高がターンオーバーし、相手陣への長い縦へのキック。 → YB(ヤンボール)のキャッチをタッチに押し出し、ML(マイボールラインアウト、相手陣右10m付近)から、3次4次と左右にふって右WTBの位置(⑪福岡)にまわり福高が先制トライ。前半6分(7:0)

⑨中尾「こーだろう?」

前半11分、修猷館高校、YL(自陣左22m先)から左 → 左 →右へ → 福高BKディフェンスラインの裏へ落ちる、CTBのチョコパント。このボールが一人でコロコロとゲインするところを修猷館もらってトライ。(7:7)の同点。

①田原、⑥松村主将、⑧水上

前半18分、ML(相手陣右10mライン) → 左 → 左 と向こう端まで行って→ 右 → 右 とこっちまで帰ってきて、⑮ライン参加の → ⑪で福高トライ。(14:7)

前半21分、YS(自陣右22m先) → 修猷館、右へ → 福高BKディフェンスラインの裏へ落ちる、CTBのチョコパント。このボールが一人でコロコロとゲインするところを修猷館もらってトライ。。。 と、さっきと同じトライなので左記コピーしました。
(14:12)。

憂愁のコーチ松井先輩 優秀な修猷館の選手

その後のKO後、ペナルティからの修猷館のハリー攻撃が福高の左隅インゴールへ、あと一歩グラウンディングできずに、ドロップアウト。というピンチもあり、福高応援席、思わず身を乗り出して泰然自弱となるシーンもありました。

また福高も⑦土持がどーんと抜けて、ここはたたみ込みたいというシーンもあったが、フォローがつけず、ノットリリース。 両高一進一退で前半終了。

⑫川上アップ!結婚式の過去の思い出写真として要保存。

さあ、切り替え! 頭のヒートダウンと、気合いのヒートアップ のミックスブレンドの挽き直し!

後半、始まり、修猷館ボールでオープンキック、 → ⑩谷山、レイトタックル!でシンビン~いや、~シンパン から注意! → 修猷館、ペナルティをタッチキック。 → YL(自陣22m左)→修猷館2次の攻撃に、福高ラインオフサイド。 → 修猷館PG(ペナルティゴール)正面から成功。(14:15)。で、後半5分、修猷館リード。

ここまでの福高との拮抗したゲームを展開させてている、修猷館の原動力は、FWの密集、ラックの場面での、修猷館FWのボールへの執着力、粘着力のよう。 ラックへの入りに、型をイメージする福高FWが修猷館のそのボールへの執拗な吸着力に対し、後手をとる場面多し。 

⑪福岡。かかとにスプリングが入っていないか要事前チェック。

一生懸命、ナイスゲームの成立に心身を注いでくれるレフェリーにはいつも申し訳なく思うことですが、母校にペナルティのを笛吹かれる度に、また相手校チームにペナルティがジャッジされないと思う度に、いつも決して中立ではない母校愛が自分をして、「あぁ ↘ そういう人だったんですね。」とつぶやかせてしまいます。どうしようもないんです。スイマセン。

⑤阿部+③井之上 ≧ 200kg

その後、約20分の攻防が時間に比例し、重苦しさを増して経過。 → 後半24分、福高PG(正面よりやや左。距離問題なし)成功で、(17:15)と逆転し、やっと長い潜水からプハッと一呼吸。

両校、お互いに張りつめたこれまでの展開も、ここで一瀉千里に流れは福高に傾き、まず、28分のトライで(24:15)。 

※このトライのコンバージョンは最初、外れたのですが、なんと!修猷館のプレッシャーの飛び出しが早かったということで再度コンバージョンし、今度は成功 → トライ&ゴール。となりました。 「ああ↗ 実はとっても細部に目が届くジャッジメントと、リベラル、フレキシブルなA級のレフェリーだったんだ。」と、またしても中立ではない母校愛が、自分をしてそうつぶやかせしめるのでした。

⑦土持抜けてどーんと行くの図

そしてロスタイムにゴール前の福高の左右へのたたみかけ。 → 最後インゴールへ詰めたのは③井之上。前2mの隙間を見つけ、大きな体を、その小さな隙間に、低く、ねじ込んで、トライしました。(29:15)

で、笛!

「もー あと☓☓分か。。。の、もー の、焦り!」 と 「もー 大丈ブ。。。の、もー の油断!」

そして、

「まぁ~だ〇〇分か。。。の、まぁ~だの、 泰然自若」 と、「まぁ~だ大丈バン。。。の、まぁ~だ の、 緊張持続ースキなし!」と。。。

このゲームではこの「もー」 と 「まぁ~だ」の心の持ちようでゲームの実際に、こ~んなにも大~きな違いが出てくるんだ。 ということをしっかり勉強しました。

次回の準決勝、決勝は「もー いーカイ?」 の甘い囁きに負けることなく、最後のロスタイムまで「まぁ~だ ダヨ!」でいこう!

ボールはどこだッ!

PS : マネージャーが試合中、プレイ中の選手たちに見えるように掲げる、タイムテロップ(時間掲示板)も、時間の上に「まぁ~だ」を書いて、「まぁ~だ15分」、「まぁ~だロスタイム」としてはどうか? また熱中と興奮のさ中で、指導者の指示の声が聞こえない選手たちのために、「狙え!」とか「ノーぺナ!」、「キックオフッ!」のセコンドからの声をテロップ(掲示板)としてマネージャーに伝達してもらうのも一考かもしれない。。。皆さんからの色々なアイデア募集いたしますのでよろしくお願いいたします。

次回準決勝は2月7日(土)。 対戦相手は筑紫高校。 場所はグローバルアリーナ。 14:15 KOです。 応援よろしくお願いします。

<2/1 のスターティングメンバー>

1.田原啓伍(2年) 2.井上大勇(2年) 3.井之上亮(1年) 

4.重智廣(2年) 5. 阿部健明(2年) 

6.松村敏朗(2年) 7.土持寛樹(2年) 8.水上友輔(2年) 

9.中尾康太郎(1年) 10.谷山俊平(1年)

11.福岡堅樹(1年) 12.川上厚(2年) 13.白石翔(2年) 

14.長谷川悠成(1年) 15.松下真七郎(1年)

16.牟田口享平(1年) 17.熊谷圭晃(1年) 18.岡村晋治(1年)

19.満田悠暉(1年) 20.渕上裕太(2年) 21.峯祥文(1年)

22.兼久賢章(1年)

<選手交代>
 
後半 0分、①田原 OUT → ⑯牟田口 IN。
 
 

2009-02-02 00:22:16 – edit

コメント
新人大会福岡県予選準々決勝の結果(2月1日)

東 福 岡 <62 : 7 > 福岡工業   ・ 小  倉 <57 : 0 > 光   陵

福  岡 <29 : 15 > 修 猷 館   ・ 筑  紫 <50 : 5> 東 筑

◆2月7日(土)グローバルアリーナにての準決勝は

13:00KO  東福岡 対 小 倉   14:15KO  福 岡  対  筑 紫

Posted by 管理者 at 2009-02-02 01:07:28

ここで本気の力を出して下さい。
たまには、福高の勝ちも見たい。
頑張って下さい!!!

Posted by 名無し at 2009-02-04 17:39:39
筑紫はトキロー君抜きとはいえ昨年のメンバーが多く残っており、レベルはかなり高いと感じます。対する福高も試合毎にハイレベルなチームに変貌しつつあり、今度の試合は楽しみです。是非あと2試合見せてください。

Posted by TY福高ファン at 2009-02-05 19:39:26

挑戦者の気持ちで胸を借りるつもりで思い切りぶつかれ。活路は開ける。福高魂で頑張れ!!

Posted by 福高OB at 2009-02-06 20:31:09
修猷館高校の監督はわれらが福高ラグビー部OBの杉山さん(杉ジイ)です。花園最後の出場となった時のキャプテンです。周りからは、裏切り者と冗談半分に言われているらしいが、あたたかく見守っていきたいものです。

Posted by 福高OB at 2009-03-14 02:22:07