21年5月  光陵高校(九州大会県予選 準々決勝)

5月24日(日)くもり。 ちょっと肌寒いような、長袖だとちょうどいいような、時どーき、お陽様がポカと照るような、そんな気候のグローバルアリーナが、今日の準々決勝4試合が行われる会場です。

この状態で相良にタックルに行くとシンビンです。

今日は車での会場入りに際し、「関係者です!」の自己申告パスの数段上にランクするであろう、「協会です!」を使わせていただきました。 三野先輩(高11)という生きた通行証を助手席にお乗せしているため、ビクビクおじおじ無し堂々の「協会です」の発声で、3ヶ所の関所を通り抜け、うち2ヶ所は侵入をさえぎる三角コーンが人的動力ではありましたが、ゴクロー様です。の一声でETC料金所横棒のようにオープンしまして、グラウンド横のいちばん近い駐車場に停めることができました。

ご用の際はフロントにお申し出ください。

まず、第1試合の東福岡高校と福岡工業の試合を観戦。 緑の小山からは、ホーと感心させられるようなホーは無い、少し音痴の鶯の声がケキョー ケキョ?ッと聞こえてきまして、お弁当を戴きながら、やや強めに吹く風もさわやかに、ポカの陽を受け、心地よく観戦させていただきました。 結果68対10のスコアも、福岡工業の2トライの奮戦頼もしく、高校ラグビーの良さをしみじみと味わわせていただきました。

淋しがりやで生意気で憎らしいけど好きなの♪

お次は福高の出番。 光陵高校がお相手。 さきほどのしみじみがそわそわになり、あたふたになり、いよいよとなり、きたきたとなって、12:22KOの笛!

福高、前半は風上。

下々の者~!これより恵みを授ける!しかと受け取れぃ!

先制点は光陵高校。 開始2分。 しょっぱな光陵ガツガツーときて、福高たおれこみのペナルティ → 光陵タッチに出してYL(ヤンボールラインアウト、自陣左22m付近)からBKに → ⑬に抜かれての被トライ。 (0 : 5)。

7分、福高ちゃんとお返し。 MS(マイボールスクラム、相手陣22m内右中間)から左へ⑩樺島ー⑫安部の1年コンビでポイントから、→ 左へ⑩ー⑬谷山のトライ。 (7 : 5)。

福高のヘッドキャップでないのが1年生です。

16分、光陵のドロップアウトから⑧水上キャッチし、左中間へゲイン。フォローの⑥川上へつないで福高2本目のトライ。 (14 : 5)。

ウォー!の⑧水上に付く、ターッ!の⑥川上。いい流れ!

21分、光陵のペナルティから福高ハリーで回し、⑮松下のゲインポイントから左、右、右行かないで左、左と、赤白旗揚げゲームのような、す早い展開で福高トライ。
(21 : 5)。

26分のトライはセットプレイ(MS、相手陣22m内右中間)からのきれいなトライでした。 どんなトライかというと、⑮松下がこーなって、ああして、それにつないで、どげんこげんした。 という鮮やかなトライでした。 (28 : 5)。

あとは走ってちょうだいね。

27分のトライもセットプレイ(センターMS)から。 ⑩と⑮が左右分身の術で入れ替わり、こーきたかと思ったらやっぱりそーきて、⑮のゲインにゴール前、フォローの⑪につないだトライで、 (35 : 5)。

28分にはハイパンからターンオーバーし、⑩-⑮-⑭兼久のトライはノーフォイッスルトライ。 (42 : 5)。

両手か?片手か?ヤミでケンショウ金のかかった⑭兼久

はーふたいむ。

福高の大団旗の下、総勢5名にも及ぶ福高の大応援団、いや、少数精鋭の福高の小応援団が、母校への熱き応援を送るのに、受け継がれてきたその朴訥の作法に押しとどめた、フレッコー! フレッコー! フレッ フレッ フレッ をやり、その雄姿が謙虚に胸を張る。

フレ~~~ッ。フコ! フレ~~~ッ。フコ!フレフレフレ! はいっ!(ご唱和どうぞ!)
 

応援団の声、一挙手一投足の動きが、脈々と受け継がれてきた、校訓、「至誠励業・剛健成風・操守堅固」の薫風を吹かせ、今、動と静の間隙であるハーフタイムの福高ラグビー部に伝統の充てんをおごそかに図る。。。 我ら福高陣一同、しばしその歴史の威厳に、寂として声なし!

。。。という風には、かっこよくゆかぬもので、我が陣はガヤとして声あり! 
ま、これもこれでいいかなっと、大人物の大御心は民を許すのでした。

後半は福高が風下。 <⑭兼久OUT。 増本(1年)IN。>

3分、⑮松下のゲインにしっかり付いて行った⑭増本トライ。 (49 : 5)。

⑬シュンペイ。今の!今の!

7分、⑬谷山の球離しよく、⑫安部にわたり、安部相手の裏へ抜け出る。 ひっぱってひっぱって、最後⑪につなぎトライ。 (54 : 5)。

8分、センターMSから⑧水上サイドをついてポイントから左へ⑩-⑮-⑪のトライ。 ⑩樺島よく溜めてのパスはナイスパス。 (61 : 5)。

おっと!ご免なすって!こっちぃー行かせてもらいやす。

<①牟田口OUT。 熊谷②にIN。 ②の井上①へ昇進。 ⑪福岡OUT。 鈴木(1年)⑨にIN。 ⑨中尾が⑪へ。>

ここまでは光陵高校にKOでのミスが多く、結果福高のセンターMSが多くなっている。 前半オフサイド1本、ノット10m 2本。 後半これまでノット10m 2本。 この後やはりノット10m 1本。 光陵にとっては痛いところ。福高にとってはかゆいところ。

13分、ML(相手陣左22m付近)から右ライン。 ⑬谷山あれよこれよと抜けてしまい、あらま!正面にトライ。(68 : 5)。

ピンクのキャップは⑨に入った鈴木尚(1年)

<19分、⑦土持OUT。 西田(1年)IN。>

23分、YL(自陣左22m)を⑤阿部がもぎ取り、ポイントから右オープンへ → 左③田原が突いて → また左へ⑩-⑮-左WTB中尾がおごっつぉーさんトライ。
(75 : 5)。

走れコータロー。WTBのポジションに渡来!

25分、②井上、ナンマイダのご利益か、今日もファイトぉーいっぱ~つで裏へぬけだし、なんとステップを踏んだようであるが、効き目があったかどうか、あったんでしょう、⑥川上につながってトライ。(82 : 5)。

おっ!今日の②大勇の視線は視野が広そうだぞ。

<⑨鈴木(1年)OUT。 ⑨に奥山みっちーIN。>

まだまだ! 33分ロスタイム、ML(自陣左22m先)から右へ⑩-⑬ → ⑩-⑫ー⑮-⑦西田が嗅覚よく付いてゆき、トライ。 (89 : 5)。

⑦で入った西田怜(1年)

ここ最近、煮詰まっていた感の福高BKが、今日は久しぶりに福高による、福高のための、福高らしい、バラエティに富む得点パターンを見せてくれました。

次は準決勝! お相手は、相手にとって不足アリ!と相手に言われそうな、東福岡高校。

さあ、この1週間。 部員ひとりひとりみな、福高が勝つゲームをよーっくイメージし、自分の能力と、体力と、精神力が、最高の形で勝利へ貢献している自分自身を思い描いて、それを醸成し、きっと実行させよう。

街のいたる所に書かんごと!

準決勝は、5月31日(日)、グローバルアリーナ。

   13:00 福岡高校 対 東福岡高校

          14:15 小倉高校 対 筑紫高校

応援よろしくお願いします。

<5/24 のスターティングメンバー>

1.牟田口享平(2年) 2.井上大勇(3年) 3.田原啓伍(3年) 

4.重智廣(3年) 5. 阿部健明(3年) 

6.川上厚(3年) 7.土持寛樹(3年) 8.水上友輔(3年) 

9.中尾康太郎(2年) 10.樺島雷人(1年)

11.福岡堅樹(2年) 12.安部健太郎(1年) 13.谷山俊平(2年) 

14.兼久賢章(2年) 15.松下真七郎(2年)

16.松村敏朗(3年) 17.熊谷圭晃(2年) 18.岡村晋治(2年)

19.満田悠暉(2年) 20.西田怜(1年) 21.峯祥文(2年)

22.奥山道陽(2年) 23.寺川賢太(1年) 24.鈴木尚(1年)

25.増本芳基(1年)

<選手交代>
 
 後半0分、⑭兼久 OUT → 25増本 IN。

 後半9分、①牟田口 OUT → ⑰熊谷 IN。

            ※熊谷②へ。 ②井上①へ。  

 後半9分、⑪福岡 OUT → 24鈴木 IN。        
 
            ※鈴木⑨へ。 ⑨中尾⑪へ。

 後半19分、⑦土持 OUT → ⑳西田 IN。

 後半24分、⑨鈴木 OUT → 22奥山 IN。

<おまけ>

おまけ1/5
おまけ2/5
おまけ3/5
おまけ4/5
おまけ5/5

2009-05-25 22:27:04 – edit

コメント
準々決勝の勝利おめでとう、次戦は事実上の決勝戦です、最初からエンジン全開でとばし、最後まで走り負けせず、当たり負けせず、勝ちに行きましょう。

Posted by TY福高ファン at 2009-05-26 07:30:49
日本一の東福岡、素人のぶんざいで失礼ですが、体で勝負するのは得策ではないように思います。ここは福高のバックスに期待して、ポイントゲターにいかに球を回すかがポイントと思います。そして、いかに敵陣で勝負ができるか、花園までの中間点、思い切って現時点の力を試してください。頑張れ福高!!

Posted by 福高OB at 2009-05-30 19:13:44