21年8月  筑前高校(練習試合8/29)

8月29日(土)。 さわやかグラウンド。 11時KO。 お相手は筑前高校と。 
先週に引き続いて、もう一度お相手を願う。

話題1 話題2 話題3 どれも面白いね~!

そう、つい、1週間前(8/23)の練習試合で。。。 
同じグラウンドで。。。 
筑前高校と試合をしたのだった。。。 
陽は熱かった。。。 
そして、楕円球を追う、その魂たちも。。。

筑前高校部員のラグビーに向かい合うひたむきさは ー 地の神ガイアか。 
チームの一致団結力は ー 海の神ポセイドンか。 
上昇の気を巻き起こし、自らその気流に乗っかっていこうとするチームの積極的向上心は ー 天空神ディオネか。 

おお!本来この3神はこの時季、福岡高校ラグビー部に降臨するはずの神々ではなかったか。

だが今日、福岡高校が福岡高校たる証である、その神々の強さと美しさの源泉の数々を、筑前高校が福岡高校に鏡として隈なく映し返し、改めてその宝珠の輝きを福岡高校に気付かせててくれた次第である。

目には見えずとも、1924年以来、伝承し、いつも肌身離さず持っていたはずのタスキの存在を、今、福岡高校は自らの足元に気づき、今、拾いなおした! 
いや今、掛け直した! そう信じたい。。。  (藤田大の「ラグビー大♡」より引用。)

序章ー300番台集まれ!

と、昂揚が高揚し、高揚の効用が出てきたところで、よし!練習ゲーム観戦開始。

お前たち、も1回福高に入学してみんや!

前半、福高2本。 筑前5本。 スコアは(10 : 27)。 

ギリシャの神々まで登場してもらって盛り上げ、心準備しとったのに。 どげん考えとーとやー。 わかっとーとやー。 と、 「とやー」 に続く余韻に 「許さんけんね! わかっとろ-ね!」 を隠語し、暗喩した、 「とやー」 が心に連発するうち、はやハーフタイムとなってしまいました。

神々の降臨を天に仰ぐ④水上。

前半は福高が風下のため、⑨のハイパンがことごとく、マイボールを放棄した形となり、そう。バスケットボールのゲーム開始時のトスアップ状態となる。

筑前は、⑨が裏へぬけるパターン(⑪トライ)が1本。 ⑫が対面をぬくパターン(⑬トライ)が1本。 ⑩-(⑬飛ばしの)⑫ー⑭が1本。 あと2本は福高のチャンス時に相手陣より一発で。。。のパターンと、福高のパスハンブルを⑨が足で合わせてインゴールに持って行った。。。のパターンの1本でした。

まっすぐな心をなんとか伝授しようとする匠。

福高の2本は⑩、⑪いずれも、インゴールコーナーのスペースに狙ったゴロキック、グラバーキックを押さえたもの。

石原軍団の流れをくむ郷原コーチの指導。

TVゲームだと、電源スイッチをプチンと切って、も1回前半からやり直しができます。 またその一方的な途中中断の不正(電源プチン消し)の事実は、ゲーム機とそのプレイヤー以外は誰も知らないことの上に、ゲーム機は他人に告発できませんので、何度でも何度でも、プレイヤーの勝利パターンに持ち込めるのですが、TVゲームの中でなく、実際の場において衆知観戦の中、「今の無しで、も1回。」 は、これは云えません。 相手の脳内スイッチがプチンとキレてしまうでしょう。

土俵の直径内に来れば、あとは押し出せる③井之上リョウ。

後半、福高風上となると、前半のあれはやはり無かったんではなかろうかという、福高のテンポと展開となって、福高が4本。 筑前0本。 スコアは(28 : 0)。

4本の内訳は、③井之上のペナルティから、ゴール前もんどりうっての、土俵際での決まり手が白星2つ。 ⑧谷山が飛び跳ねて相手ディフェンスが群がりだしたところの球出しに⑩寺川が対面ディフェンスの隙を発見し、右中間に飛び込んでの1本。 ⑦松村のゲインー②井上。 ④水上突いて。 ⑤阿部突く。 ⑨-⑩-⑧で正面に1本。 の後半計4本でした。

この⑬安部のゲインを得点に結び付けな!

このような前後半の対照的な展開から、今日は、風。 キック。 スペース。 についてとても考えさせられる練習ゲームでした。 ではなかったでしょうか。 

またチームが場面場面で何を意図しているのか。 自分たちが自分たちの得点へのステップの今どこを踏んでプレイしているのか。 について認識したプレイをしているか。 またチームの意思統一した共同作業として、自分たちの得点までのステップアップをしっかり面白がることができているかどうか。 よ~く考えなければいけない練習ゲームでもあったと思います。

心眼で球を追う、⑦十川のチャージ

この後、Bチームで30分1本を行い、1本タイ1本。 (7 : 7)。
1年長崎がCTBに入ったり、途中、ケガでOUTしましたが、FLに行ったり、WTBに行ったりの1年後藤が今日はNo.8 にチャレンジしたり、プレイヤー本人にも気づかないところで、いろいろな可能性の芽が出てくるのが見れるのにも、興味深く観戦させていただきました。

CTBでプレイした1年の長崎。
バッコシヤラレたら身体にどんな影響が出るかを研究する⑮杉山(1年)

あかあかと陽はつれなくも秋の風となり、いよいよ読書、食欲、スポーツ、芸術、なんでもかんでもOKの秋へと季節は移行してまいります。 特に食欲の秋。の甘言には自己解釈を厳しくして対処され、くれぐれも天高く皆肥ゆる秋とならぬよう、健康体の維持、育成に、お互い留意することとし、またグラウンドでお会いすることといたしましょう。