23年8月  修猷館高校(練習試合)

・「暑中お見舞い申し上げます。」

    なにか他人事のようですね。 冷房の効いた部屋から、パンツいっちょで言
     われているよーで、気持ちがこっちの心情に ヒタ、と伝わってきません。

・「アッツ~い毎日ですけど、みなさん大丈夫ですかー。」

   だいぶ心がこもってきました。 うちわバンバンあおいで、汗も飛んでるよーに
            イメージされてはきましたが、あともう一つ足りない気がします。

・「アッジィ~! アッツッツッツッツ~~! んなこて、どおーしたもんかいな! 
                     んなこて! そっちはダイジョウブデスカー!」

    まだまだ、言い尽くせませんが、
        まーこんな感じのとっても暑い日々、今日この頃の残暑の実感です。

暑い残暑? そーざましょ?

ミンミンと、セミの声を出して元気よく鳴ってた木々も、目いっぱい巻いたゼンマイ仕掛けがそろそろあと残り少なくなってきたのか、ミ ン ミ ン と、だいぶその音を小さくしてきました。

大エット中で小腹になった指導陣

8月27日(土) さわやかグラウンドにて。

今日は修猷館高校との練習ゲーム。

しょっぱな握力でもって、相手を悲ーと鳴かしとこー!

斜陽に向かう、15時KOの時間帯であり、なおかつ玄海からの風が風量いっぱいに吹くからこそ、まだ過ごせるものの、この低温サウナ状態のコンデションは、ラグビー競技にはチト酷ですね。

後ろからの直射日光と前からの照り返し

前半4分。 スクラムから出た球を修猷館がハンブルし、福高、左へハリーで回して、まずは先制。 (7 : 0)。

前半9分。 自陣のマイボールラインアウトからの福高の攻撃は、途中⑧末永の相手陣に食い込む大きなゲインを経て、テンポテンポの福高パターンとなり、⑫寺川SOからの球を、⑩高井がFBの浅い位置から、カンペイで相手BK陣の裏へ出、⑭本田にまわして追加点。 (12 : 0)。

  福高、合宿を経て強ーなったちゃね。。。
  トライの本数よりも、ゲームの中でひとつひとつを学習していかなね。 次にB戦
  に出るモンは、帽子かぶっとかな、、、ボーッとしとったら日射病になるよー、、、

西陽がまぶしい④山口。

前半13分。 YS(ヤンボールスクラム。 自陣22m付近、中央)から、⑨-⑫-⑪ とまわされ、左隅に被トライ。 (12 : 7)。

  コラ! ヨシキ! 
  なんっばしよっとかいな こん子はほんなこて。 ⑨番に横い走られよろーが。 
  タックルバッチーッといかな! それが男ぞ! それが福高ラグビーぞ! 
  B戦に出るモンは、そろそろアップしよかな、ボーッとしとったらケガすっぞー。

お宝発見!

前半17分。 ML(マイボールラインアウト。 相手陣22m手前、右サイド)からの福高の2次目の攻撃で⑧の末永がドン!とライン参加でトライ。 (19 : 7)。

    ウォーターブレイク。  

ブルドーザーの走りで土地を前に前に開拓していく⑧末永。

  立ちあがりからどーなることかいな、と思いよったら、しっかり、1本返してくるあ
  たり、さすが修猷やね、、、

誰も見よらんと思って、こっそり触感を楽しんでいる上村(1年)。

前半20分。 YL(自陣22m先、左サイド) → 修猷、右に⑩-⑫-⑥でポイント。 → 左ブラインドサイドでポイント。 → 右オープン、、、にはまわらず、⑩が福高BKの裏へ抜ける。 → 外の⑫にパスして、⑫による正面への被トライ。 
(19 : 14)。

  立ちあがりからどーなることかいな、と思いよったら、2本返して、追いついてくる
  あたり、さすが修猷やね、、、

軽量選手の足首を持ってリフティングしてはどーでしょう。

前半30分。 自陣22m付近左サイドで、福高のペナルティ。 → 修猷FWでポイント。 → ⑩-⑫-⑪ と、右オープンにまわされて右隅への被トライ。 
(19 : 19)。

  無無無 MMMM MMMM  

後半13分。 自陣ゴール前右中間で、福高のペナルティ。 → 修猷FWでポイント。 → そのままFWでなだれ込んでの被トライ。 (19 : 24)。

  無M おっら、おらー! なんっばしよっとかいな! ほんなこて腹ん立つ~。 
  血と汗と涙で汚れた福高ラグビー部の半生がまーだわからんとか、、、  

福高のフランカーポジション争い。さて、誰が一発かまして抜き出るか?

後半17分。 修猷のハイパントを、福高⑮小江がカウンターアタック。 → ⑪杉山に代わって後半INした、姫野がフォローについて正面にトライ。 (26 : 24)。

  そんでよか! フォローたい! 抜けたらパスしてフォローたい! 遊びたいっ   
  とか、休みたいっとか、ちょぼっとでも思ぉたら、そんときゃ、負けったい!      

    ウォーターブレイク。

獲物は渡すな!というホンダニア国の掟を守るソーシ。⑭

後半25分。 福高のターンオーバーから⑫寺川が右コーナーへ低いキックパス。 → ⑭本田がバウンドボールをナイスキャッチし、そのままなだれ込んでのトライ。 (33 : 24)。

  立ち上がりからこーなることはわかっとったばってん、やっぱ福高が逆転。 
  ちょっと遅かった罰点、、、

にさんがロックの⑤瀬尾の突進。

修猷館高校さんには、いい勉強をさせていただきました。 いままでになかったBKの攻撃タイプに出会えたおかげで、福高もまたひとつ実のある、貴重な課題を与えていただきました。 全国大会の県予選ではぜひ決勝戦でお遭いしたいものです。

短パンを忘れたとは決して認めない松井コーチ。

B戦(15分ハーフ2本)

< 福高 5 : 12 修猷館 >

 ※A戦のスコアと合計しても、やっぱり福高の勝ち!

①和才が身籠って、もうすぐ福高が球を出産させるところ。

おこずかいは

「入るを計って、出ずるを制す。」 で!

福高ラグビーは

「出づる(失点)を制して、入る(得点)を図る。」 で!

みんなのベクトルを一つに!ガンバレ!寺川!

2011-08-30 11:44:37 – edit

コメント
鉄矢モードの解説、楽しめました。修猷館のBKもかなりのものですね。特に⑪のスピードある走りは敵ながら感心しました。福高のBKも悪くはないが、決定力をなお一層つけることが必要と思われます。⑩がうまく抜けてトライと思ったが自分でトライに行こうとしてチャンスをつぶした場面、⑭がついてたからパスすれば楽々トラというところでした。強い相手だと自分で持ち込むのは難しいので、周りをよくみてパスするタイミング失しないようやることが肝心だと思いました。得点能力は春よりは確実に向上していると思います。

Posted by 福高OB at 2011-08-30 19:56:15