24年6月  佐賀工業高校(練習試合)

こたび、 なんと、

隣藩の強豪、佐賀工業高校さんから、我が福中福高藩に、一手お手合わせ願えまいか、とのありがたきお申し出を拝頂いたしました。

ちょうど左肩が凝ってたんですよ。

平時であれば、さても、かの西の雄藩、佐賀工からのお申し出でもあり、更には、福岡の地にわざわざ罷り越しいただけることとあっては、何はさて置き、まずは恐悦至極に存じ上げ、即、諾々、快諾なる答申をお返し差し上げるべきところ、、、
さて、目下、幣藩の台所事情を、包み隠さず申し上げる段、お許し願うれば、、、

長崎遠征、修猷館との定期戦、九州大会県予選の4試合、、、と、このひと月にわたり、幣藩におきましては、激戦に伴う、連戦、連戦、に遭いまみれ、ここは一旦、退却し、機を置いて再興を計らん、、、兵の疲れと、兵の負傷を癒すべく、粛々と堅粕の本城へと帰城中、と、こーゆー状況下でのお声掛かり、、、とてもとても、貴藩のお相手にはかないますまい、、、

と、こ ぉー丁重にお断りを申し上げるべく、
下々の算段はその方向におさまりかけておりましたところ、、、

大殿はじめ、筆頭家老以下、重役陣のご評議の結果はっとゆーと、、、

「常勝福高のゲームは、部員の鍛錬、領民の教育、
     愛部心の育成のため、毎週かかさず催行すべし! 」 と、評議一決。

「特にわしは毎日でも観たい! よきにはからえんでも、よきにはからえ!」
     と、最後は大殿より重ねてのお達しが下った、という次第なのであります。

森監督のお向かいの方は、??さんでしょう?

武具を解き始めていた部員たちも、急きょ再び、心に鎧をまとい、また、血気盛んなるも、兵に加わることならず、忸怩たる思いをかこつ、負傷兵をなだめ、なだめ、

ついに、高井キャプテン 勇 躍 奮 起! 
ほーほーの体で再度立ち上がるや、進軍の法螺の音を、はーはー言いながらも、ぼーぼーっと、力強く、高らかに、吹き鳴らしたのでありました。

吾輩はラグビーボールである。ひとたび笛が鳴るとモテモテとなるよーだ。

6月9日(土) ハレ、時々肌寒い風、ところによってテントあり

さわやかグラウンドでは、佐賀工業高校さんの本陣テントが、いつもは福高本陣の椅子が並ぶところに、すでに設置されてありました。

外見は穏やかに俯瞰しつつも、心中、刺すよ-な流し目でこれを凝視する福高陣。
ここは一旦、陣を引き、いざ決戦は 関が原! と決め、、、

福高の応援席は、後方に粛々(ズリズリ) とその陣を構え直しました次第。 

初っ端から早々、後手をとった感は、どーしても否めません。

いいや!今日のお昼はミックスフライ弁当大盛やけんね!わーっとろーね!

さて、今日は、福高テンポラグビーのアクセル役、⑨吉松(肋軟骨けが)に代わって球を放るは、⑩井上(1年)。 山なりのゆるいパスですが、SOからSHへの今日の起用に、器用に堪えていました。

⑦柳(肋軟骨けが)に代わって、WTBから転身のFL諌山が、我武者羅族リーダーとして、指導陣に、祭り上げられ、ガン付け鋭く、火花散る散る満ちる、浴びせ倒しタックルの機会を虎視耽々とうかがっています。

そして、CTBに上村航大、どーだいっと、ばかりに、敢然と登場!

福高の選手層にドンドン厚みを増してゆく、今日がよき機会である一方、本人たちがこのチャンスでレギュラーを競ってゆく、大、大チャ~ンス。

まずは顔で油断させる作戦やね!いいぞ高井!

前半3分。
MS(マイボールスクラム、相手陣10m左中間) → ⑩高井、縦にゲインP(ポイント) → 佐工ペナ → 福高ハリーで⑨-⑪本田-⑨井上、左中間へトライ。 
福高先制。 (5 : 0)

トライ後、佐工KOスタート → 
福高④山口を芯にしたナイスドライブ(足をカキカキ、前にドドドドッとゲイン) → ⑩-⑮高屋ー⑧末永ー⑪本田のトライパターン → も、、、
⑧末永のパスミスパターン。 → で、福高応援席、 パターンキュウのパターン。

トルトルキャッチャーの④山口。/1回200円

前半9分。
MS(自陣右中間22m付近) → 福高4次目の攻撃中に⑩-⑫でパスハンブル → YB(ヤンボール)となって → 自陣左中間G前にてYR(ヤンボールラック) → ラックサイドを突かれての被トライ。 同点。 (5 : 5)

今日の福高は、マイボールスクラムを、相手に 押され 押されて、球出しすると、はてどーなるものか? というシチュエーションを、何回も、何回も、何回も、何回も、試し、試して、研究していたようです。 YBになることも、ままありましたが、窮した際の、球出し練習としては、かなり益するものがあったと思われます。

組んでみて、押してみさせて、押してみて、褒めてやらねば、FWは動かじ。
フランカーも押サンカー!

前半17分。
佐工⑩のオープンキック → 福高のカウンターアタック → ⑮-⑤瀬尾ー⑮-⑪で、福高追加点。 (12 : 5)。

おひけーなすって!と、佐工・銃後の守りを突破する⑪本田

前半21分。
⑩高井のタッチキックを佐工がチャージ → 福高がインゴールに球を押さえてキャリーバック → YS(自陣G前、右サイド) → 佐工⑧の持ち出しで被トライ。
同点。 (12 : 12)

※ 前半は25分で終了し、この後の後半は30分でした。

あっ!応援席の成清さんが前より太っとんしゃー!

ハーフタイム

後半は、①大穂に代わって、日ごろから調子のいい、いや、このところプレイの方も調子のいい、和才登場。 プロテインの広告モデルになりそーな体格で、孔雀の羽根おっぴろげよろしく、登場時、相手をムキムキと威圧していましたが、効いていたのか、いなかったのか。

また、前半、まだまだ不完全燃焼気味の、嫌がる⑦諌山を引っ込めて、福高FWのサブリーダー、もっともっとタキモットの瀧本登場! ガンガン行ってちょーだい!

この画像は八ちゃん堂からの協賛で、サブリミナル効果を施しています。

後半1分、福高先制。
佐工KO → YBキャッチを → ②小田部がナイスパクってMB、ナイスオーバー → 福高⑩P → 福高⑮-⑬-⑧-⑪でG正面にトライ。 (17 : 12)

※G正面からコンバージョンを外してみるとどんな気持ちになるか、
  という高度な精神的練習も、今日の福高は試みてみました。

新入生のダボダボの学生服を思わせる⑨井上。

後半6分頃、福高BKのオープンが⑪本田まで球が回り → ⑪本田のグラバーキックを⑬上村、G前10mでナイスキャッチ → G目前、⑬上村の左へのパスは惜しくもノッコン。 → 福高、詰め切れず、タモに取り込むところで、おっきな お魚を取り逃がしてしまった恰好。 

ここで、⑭北崎OUT。 逸る野生あふれる川津が代わってのIN。

やはり逸まったか、、、首 元 に  川 津 と び こ む  笛 の 音。 

案の城みちる ~ ハイタックルで、ノルカ、ソルカに乗った少年、川津は、レフリーに厳しく注意を受けてしまいました。(ゴメンナサイ!)

※ 後半17分。 ①和才OUT、大穂再度IN。 
  
※ そして、⑧末永OUTで、ドッグレースのスタート時の勢いよろしく、颯爽とグラウ
  ンドに跳び出したのは平野。 今にも餌に喰いつくよーなタックルをしそー!

平野(中央)、川津(上)、大穂(右)、相浦<高33>(上)
愚直、実直な、⑬渡辺の縦!

後半21分。
YS(相手陣、10m先、右中間) → 佐工⑩-⑪がライン際をゲイン → ⑪走りながら、ハーフライン付近から縦にキックし → なんとインゴールに転がる球を自ら押さえ、福高の被トライ。 (17 : 19)

あっ!背後霊が写ってる!

後半32分。
数分間、佐工FWのボールキープで自陣G前を、左右に散策され、最後は、モールでのトライを献上。 (17 : 26) で 笛。

だ~るまさんが こ~ろんだっ!

佐賀工業高校さんには、ゲーム終了間際に、気持ちよく、
福高名物 「モールで通りもん」 を、お土産に持って帰っていただきました。

※ 次回より販売中止ですので、今回の品はプレミアムもんになることと思います。
  このたびは、どうぞ、お茶うけとして、美味しく、お大事に召し上がってください。

メンズほぐれつ、組んずオムレツ

さあ!

いよいよシーズンも、ハーフタイムっといったところにさしかかってきました!

死に物狂いのあとは、仲間と、SMILE EACHI OTHER

毎日、毎日、死に物狂いの種子を撒き、大きな大きな SMILEを育ててゆこう!

笑う門には福高来たる

この後、フィットネスの練習で身体を絞り ~

ミックスフライ大盛弁当をみんなで美味しく頂き ~

同グラウンドで13時KOの、コカコーラ 対 三菱重工相模原のゲームを観戦 ~

で、また明日 ~ ということで、、、

福高ラグビー部への応援 次回もよろしくお願いします!

前に!前に!

<6/9 のスターティングメンバー>  ー25分 & 30分ー

  ①大穂(2年) ②小田部(2年) ③近藤(3年)

  ④山口(3年) ⑤瀬尾(3年)

  ⑥平田(2年) ⑦諌山(2年) ⑧末永(3年)

  ⑨井上(1年) ⑩高井(3年) 

  ⑪本田(3年) ⑫渡辺(2年) ⑬上村(2年) ⑭北﨑(1年)

  ⑮高屋(2年)

  
<選手交代>

  後半0分、①大穂 OUT → 和才(3年) IN。

  後半0分、⑦諌山 OUT → 瀧本(3年) IN。

  後半6分、⑭北﨑 OUT → 川津(2年) IN。 

  後半17分、⑧末永 OUT → 平野(3年) IN。

  後半17分、①和才 OUT → 大穂 IN。

2012-06-12 16:18:43 – edit

コメント
力のこもった試合だった。さすが佐賀工業は福高のミスをことごとくトライに結びつけていた。強豪相手だとミスが命取りになるということが分かったゲームだった。福高のBKの攻撃は佐賀工にも十分通用していた。FWはあの体重差なら仕方がないと思うが、かなり踏ん張っていた。怪我人が何人かいてのゲームとしては頑張ったと思うし、勉強になったとも思う。いよいよ秋が楽しみになってきた。

Posted by 福高OB at 2012-06-12 20:28:05