福高ラグビー部100周年記念事業を終えて
福中・福高ラグビー部100周年実行委員会
委員長 郷原裕季（高50回）
福高50回卒の郷原です。実行委員長として記念事業に携わらせていただいたので、大変恐縮ではございますが、一言ご挨拶させていただきます。
今回の記念事業は「100年分の感謝と未来への種まき」というテーマ決めから始動した記念事業でした。実行委員長として指名された時は正直断りたかったですが、電話してきた先輩が怖かったので断れませんでした。しかし、私以下、実行委員として手を挙げてくれたOB・OGの皆さんは積極的で福高ラグビー愛に溢れていて、当初断りたいと思った自分が恥ずかしくなるくらいみんな一生懸命取り組んでくれました。
記念事業の中で最も労力のかかる企画といっても過言ではない企画に愚直に取り組んでくれた100代の写真・寄稿を担当してくれた松下雄一（56回）は始動した時からコツコツと収集してくれて不可能だと思われた企画をコンプリートしてくれました。
春の記念試合では出口（52回）を中心に未来への種まきというテーマにふさわしい企画を取り入れてくれました。現役の試合も負けはしましたが見どころのある良いゲームでした。
ここでお披露目した長谷川法世先輩の直筆のイラストが描かれたクリアファイルは、副実行委員長の八尋（51回）がイラストの依頼からクリアファイルに記載されているメッセージの作成を途中心が折れて投げ出しましたが、なんとか最後までやり遂げてくれました。
夏の記念式典では藤賢太郎（51回）大浦（52回）を中心に案内から当日の運営、大浦にいたっては動画の修正（変装）まで、自分の殻を破って会を盛り上げるべくやり切ってくれました。
関東遠征では岡田（53回）遠藤（53回）の同期コンビが福岡と東京でうまく連携し、素晴らしい遠征に仕上げてくれました。関東在住のOBの方があんなに集まると思っていなかったので、本当に驚いたとともに非常に嬉しく心強かったです。会場設営から物販まで休日返上でサポートしてくれたメンバーの皆さん本当にありがとうございました。
古家（51回）をはじめとした記念品制作チームは、デザインやアイテム選定の段階にすったもんだがありましたが、素晴らしいアイテムに仕上げてくれました。しかし、物販まではムリと古家のヘルプから急遽創設された物販チームのリーダーとして田篭（50回）が引き受けてくれて、彼を筆頭に実行委員総出で記念試合から販売してくれて、利益が十分に出るほど販売できました。ご購入いただいた皆さまありがとうございました。
また、OGとして牟田口翠（64回）、土持美月（65回）、田島（66回）、豊田（66回）が最初は嫌々だったかもしれませんが、物販を中心にサポートしてくれました。牟田口（64回）にいたっては式典の司会に高校時代の制服着用とツインテールまで結うことを渋々ながらも了承してくれて臨んでくれました。110周年の時にはもっと女性の輪が広がることを期待します。
「100周年現役強化サポーター」という寄付金の仕組みは、寄付チームの八尋（51回）筆頭に創設してくれました。既にご協力いただきました方ありがとございました。海外遠征に限らず、現役支援のために必要な環境整備、物品の購入などを環境整備チームの野口（56回）がまとめてくれていますので、先生方と対話しながら計画的に使用させていただきます。まだまだ募集中ですのでお金に少し余裕のあるＯＢ・OGの皆さまよろしくお願いします。※詳しくは福中・福高ラグビー部のホームページの「年会費/寄付」のコーナーにございます。
なお、100周年事業寄付につきましては、間もなく3回目の寄付案内が皆さんに届くと思いますので、重ねてお願いいたします。
最後に、今回海外遠征復活をと鼻息荒く臨みましたが、100周年目に復活は叶いませんでした。しかし、遠征チームの岡田（53回）中心に、この100周年を機に計画していきます。また、海外遠征の話が現役にも伝わっており、中止が決定した際に現役の皆さんには残念な想いをさせてしまい申し訳なかったです。
現在のOB会の課題として、OB会費の納入率があります。若手OBを中心に納入方法の見直しを進めています。この会費が安定的に集まれば、100周年を機に復活を目指している海外遠征の実現も見えてきます。
福高のグラウンドが校内にないため、誰でも金網越しに練習を見学できます。OB・OGであればグラウンド内での見学も可能だと思います。現役部員たちは、日々懸命に練習に取り組んでいます。マネージャーやケガをした部員も全力でチームをサポートしています。やはり生で見ると胸が熱くなると思います。グラウンドで汗を流している現役部員たちの姿を直接見ていただければ、年間数千円のOB会費は決して高額ではないとご理解いただけるはずです。「払ってください」と言われて払うのではなく、自主的に支援するのが福高の精神じゃないかと。すべては現役部員たちのため、そして福高のジャージが再び花園で輝く日のためです。
OB・OGの皆さま、共に現役部員たちを応援し続けていきましょう。
末筆ながら、本事業にご尽力いただいたすべての関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
（2024.11.11）
実行委員
| 実行委員長 | 郷原裕季（50回） |
| 副実行委員長 | 八尋譲（51回） |
| 記念試合班リーダー | 出口勝章（52回） |
| 記念品製作班リーダー | 古家俊介(51回） |
| 物販班リーダー | 田篭友一（50回） |
| 記念式典班リーダー | 藤賢太郎（51回） |
| 100代の写真.寄稿班リーダー | 松下雄一（56回） |
| 環境.設備班リーダー | 野口弘一郎(56回） |
| 記録.撮影班リーダー | 北原広大（54回） |
| 寄付班リーダー | 八尋譲(51回） |
| 福岡メンバー 各班メンバーの多くが掛け持ち で活動した為卒回毎に記します | 郷原裕季、田籠友一（50回） 八尋譲、藤賢太郎、古家俊介（51回） 出口勝章、大浦哲平、一丸雅憲、田中晃平、佐々田智弘(52回） 岡田佑介、丸山祐輝、国武宣道、大和忠輔、森田建（53回） 北原広大、刈茅雄祐、冨永芳行、田島明伸（54回） 時枝明正、坂本健太、船越幹治（55回） 野口弘一郎、松下雄一（56回） 真崎晃（58回） 小鶴亮真（59回） 中靏憲章（60回） 松下彰吾、樺島亮太（61回） 松村敏朗（62回） 牟田口享平、中尾康太郎、松下真七郎（63回） 牟田口翠、安部健太郎、中島侑紀（64回） 土持美月、中靍結佳（65回） 田島萌衣、豊田汐理、高屋直生、柳帝鉉、渡辺道隆（66回） 中島謙、柳博巨（68回） 浅野未来、横山璃彩子（69回） 大浦亘貴（70回） 亀井恵粋（72回） 神谷晋平（73回） 荒牧侍人、後藤正太郎（74回） 恩塚こころ、山本日菜乃（75回） |
| 遠征班リーダー | 岡田佑介（53回） |
| 東京支部メンバー | 井上高志（50回） 澤雄介（52回） 萩原欣也、松瀬峻、遠藤隆明（53回） 谷口浩、堀井珠妃、島正太郎、内川宗幸(54回） 坂井雅史（55回） 片山倫太郎、松下雄一、松本竜之佑（56回） 靍 頌平（59回） 末永健雄、山口和慶（65回） 土持寛樹（62回） 土谷深浩（68回） 鳥越賢太郎、篠原祐輔、高山晃哲、谷川優也、高﨑真那、野口美穂（69回） 木村信公（70回） 谷山隼大（72回） |
仕事、家庭、御多忙な中時間を縫って福高ラグビー部の為に行動して下さった皆様に最大の敬意を表します
記念試合
| 日時 | 2024年4月27日（土） 会場：JAPAN BASE | 現役戦 福岡 30-33 修猷館 たくさんのご来場ありがとうございました |
| 記事 | 西日本新聞 | 九州最古、福岡高校ラグビー部が創部100周年 好敵手・修猷館高と劇的記念試合 |
| RUGBY REPUBLIC | タックルせんやつはおらん。今年の定期戦『福岡高校×修猷館高校』は、福中・福高ラグビー部創部100周年記念試合 | |
| TBS NEWS DIG | 「絶対負けられない」福岡高ｖｓ修猷館高 ７３年間続くラグビー部「伝統の定期戦」 ＯＢ戦も熱く |
記念式典
| 日時 | 2024年7月28日（日） 会場：福岡国際会議場 | 開場 13:30 開会 14:00 たくさんのご来場ありがとうございました |
| フォトギャラリー | ||
| 記事 | 西日本新聞 | 福岡高校ラグビー部が創部100周年記念式典 九州の高校最古、部歌「千代原頭」斉唱 |
| KBC九州朝日放送 | 九州ラグビーの草分け 福中・福高創部100周年式典 | |
| 毎日新聞 | 「個を育て世界に羽ばたく」 福岡高ラグビー部100周年記念式典 福岡国際会議場、OBら400人／福岡 |
記念遠征
| 日時 | 2024年9月21日（土） ～23日（月・祝） | 関東遠征 国学院久我山・早稲田実業と交流試合／現役激励会 |
| フォトギャラリー | ||
| 記事 | RUGBY REPUBLIC | 笑顔の100周年試合、福岡高校関東遠征 |
| JustRUGBY | タックルはした。福岡高校、早実に敗れるも100周年記念試合で魂を見せる | |
| NHK公式サイト | “高校でラグビーやっててよかった” 福高ラグビー部 100周年 多くの名選手・名指導者を輩出 全国的に部員数減少の中で継続する理由は |
記念座談会
第一弾 歴代会長
「福高ラグビーに想うこと・後輩へのメッセージ」
第二弾 保護者
「保護者から見た福高ラグビー部」
第三弾
日本代表での活動経験があるOB・OGの座談会
第四弾
最前線で現役として戦うOB・OGの座談会
HP企画
朝ぼらけ特集
| 2023年11月号 | 「ラグビー部来年100周年」の記事が掲載されました |
| 2024年11月号 | 「ラグビー部100年 先へ」の記事が掲載されました |
寄付・基金
福中・福高ラグビー部の未来のために温かいご支援をお願い致します
| 100周年事業寄付 | 100周年事業費および現役強化費積立のため |
| 海外遠征補助基金 | 定期的な海外遠征を支援・補助するための基金 |
| 同窓会奨学財団 | ラグビー部をはじめ各部の活動を支援戴いている同窓会の活動にラグビー部からも参加をするため |
| 100周年現役強化サポーター | 部員確保・競技力向上のため、競技環境の整備や遠征等の強化計画の充実をはかる HPにロゴ掲載 |
その他
長谷川法世先生（高16回）書き下ろし特製クリアファイルを中学生ラガーと福高生全員に贈呈
長谷川法世先生（高16回）が今回の為に描いて下さった、赤白ジャージを着た主人公の郷六平とそのガールフレンドである小柳類子の絵を表面に。裏面には中高生の皆様に福高ラグビー部の魅力を伝えるため、実行委員で推敲を重ねた文面を「博多っ子純情」風の博多弁にしたクリアファイルです。記念試合のJｒ交流戦に参加してくれた中学生全員と、福高全校生徒・全教職員に贈呈しました。
| 公式エンブレム制作 | OBOG、現役の皆様の投票により決定しました |
| 公式キャラクター制作 | ダルセンくん |
| グッズ制作・販売 | オンラインショップにて販売 |